"建設業者が動画撮影 高位公職者・大学病院長など含む"
高位公職者を含む有力人士らがある建設業者から性接待を受けたという疑いを確認するため警察が特別捜査チームを構成したことが確認された。
警察関係者は17日 「警察庁犯罪情報捜査チームを中心に社会高位層の性接待疑惑を確認するための特別捜査チームを構成した。 各地方警察庁から捜査専門人材を追加派遣されていると理解している」と話した。
警察の話を総合すれば、建設業者Ｏ氏は2010年初めから週末や休日に有力人士らとゴルフをした後に江原道(カンウォンド)原州(ウォンジュ)にある高級別荘で酒席を催し性接待をしたという。 性接待の対象には高位公職者と大学病院院長、金融界関係者などが含まれていることが分かった。 性接待には風俗店従業員ではない主婦、事業家、芸術家などが動員されたという。 警察は性接待に動員された一部女性たちの証言を確保したと伝えられた。
性接待疑惑は女性事業家Ｋ氏が建設業者○氏を性暴行などの疑いで告訴した事件を捜査する過程で捕捉されたとのことが警察側の説明だ。 Ｋ氏は昨年末○氏が自身に薬品を飲ませ強制的に性関係を結び、性関係の場面を撮った動画で脅迫し15億ウォン台に及ぶ金を奪ったとし○氏を告訴した。 警察は2ヶ月余りかけて捜査を行ったが性暴行疑惑は明らかにできず、不法武器所持と動画撮影疑惑についてのみ起訴意見で去る2月に事件を検察に送った。
警察は○氏の疑惑を立証するための証拠収集過程で○氏が自身の別荘で社会高位層の人々に何度も性接待をした情況を発見した。 警察は○氏が性接待過程を動画に撮影してファイル形態で保管しているという機密情報を入手し、この動画確保に注力している。 この動画は○氏を告訴したＫ氏が発見し第3の人物に渡したが、この人は失踪状態とのことだ。
警察は○氏が最近分譲事業に失敗し、資金難に処するやこれを打開するために社会高位層に広く接近したと見ている。 性接待に使われた高級別荘は最近競売に渡ったことが確認された。
ホ・ジェヒョン記者 catalunia＠hani.co.kr
訳J.S(1036字)
