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キム・ジョンフン家族江南(カンナム)などに不動産 数百億ウォン台 保有

登録:2013-02-22 20:35 修正:2013-02-23 07:20
ベンチャー会社売却資金で投資と推定
最高戦略責任者として在職したアルカテル ルーセント
米議会相手に2000万ドル規模ロビー
キム・ジョンフン未来創造科学部長官候補者夫人所有のソウル江南区(カンナムグ)清潭洞(チョンダムドン)のある建物。 キム・ジョンヒョ記者 hyopd@hani.co.kr

 国籍論難と共に米国中央情報局(CIA)連係疑惑を受けているキム・ジョンフン未来創造科学部長官候補者(53)とその家族がソウル江南区(カンナムグ)清潭洞(チョンダムドン)と龍山区(ヨンサング)漢南洞(ハンナムドン)などに100億ウォン台の不動産を保有していることが22日明らかになった。 キム候補者が最高戦略責任者として仕事をした会社アルカテル ルーセントがキム候補者が在職する間に米国議会を相手に2000万ドル近いロビー活動を繰り広げた事実も明らかになった。

 ウ・ウォンシク民主統合党議員室の資料を見れば、キム候補者の夫人キム・某(53)氏は外国為替危機直後の1998年ソウル江南区(カンナムグ)清潭洞(チョンダムドン)の4階建て建物を裁判所競売を通じて落札した。 この建物の現在の相場は140億ウォン余りに達すると分かったが、キム候補者の夫人はこの建物の賃借人らと葛藤を生じさせており、明け渡し訴訟を行いもした。 キム候補者の義理兄弟チョン・某(55)氏もこの建物から500m離れたところに公示地価で100億ウォンを越える3階建て建物を保有していることが分かった。 また、キム候補者夫妻は2002年ソウル龍山区(ヨンサング)漢南洞(ハンナムドン)の40億ウォン台の高級マンションを買いとりもした。 キム候補者は1998年に米国で自身が設立したベンチャー会社‘ユリシステムズ’を10億ドルで売却したが、売却資金の一部でこの建物を買い入れたものと見られる。

 一方、キム候補者が仕事をしたアルカテル ルーセントが米国上院に巨額のロビー活動を行ったことも論議の的だ。 米国上院のロビーデータベースを見れば、アルカテル ルーセントは2005年から昨年までに1833万9433ドル(約200億ウォン)をロビー資金として使った。 キム候補者は2005年4月からこの会社の傘下のベル研究所社長として在職しており、2011年7月からは最高戦略責任者を兼ねている。 この会社は米ワシントン州のローファームなどを動員して米国議会議員に巨額を後援し会社の事業に有利な法案への支持を頼んだ。 米国ではロビー活動が合法だが韓国では許されない。

パク・テウ記者 ehot@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/575170.html 韓国語原文入力:2013/02/22 20:12
訳J.S(1220字)

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