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"朴槿恵候補が勝ちそうだ" 53.7%

登録:2012-12-02 21:58 修正:2012-12-03 15:36
"文在寅(ムン・ジェイン)勝利" 32.1% にとどまる

 セヌリ党朴槿恵候補の支持層がかたい。 朴候補は最近一ヶ月間の世論調査で40%中後半台の支持率を着実に維持している。

 朴候補は2日発表した<ハンギョレ>-韓国社会世論研究所(KSOI)世論調査で44.9%の支持率を示した。 地域別には朴候補の票田である大邱(テグ)・慶北(キョンブク)(61.5%)で支持率が最も高く、台風の目に浮上した釜山・蔚山(ウルサン)・慶南(キョンナム)でも54.6%の支持率を示した。 首都圏でも朴候補はソウル40.4%(文在寅 44.9%),京畿(キョンギ)・仁川(インチョン)41.9%(文在寅 42.0%)等で文候補と角逐している。 年齢別に見れば、朴候補は20代30.0%、30代33.7%、40代38.6%など20~40代では全て40%未満の支持率で、文候補に出遅れているが、50代55.8%、60代以上では65.5%など50代以上の高い支持でこれを相殺した。

 大統領選挙の展望では回答者の53.7%が‘朴候補が勝ちそうだ’と答え、‘文候補が勝ちそうだ’(32.1%)という応答を20%ほど上回った。文候補の支持層の中では66.8%だけが‘文在寅候補が勝ちそうだ’と答えたが、朴候補支持層では87.9%が‘朴候補が勝ちそうだ’お答えて、違いを見せた。 韓国社会世論研究所ユン・ヒウン調査分析室長は 「朴候補支持層は過去‘3金’を支持した人々のように忠誠度が高く、かなりの外部攻撃にも動揺しない。 悪材料が出ても他の競争候補に替えるのではなく‘留保’に一時移動してから、しばらくしてまた戻る現象を示している」と説明した。

 ところで朴候補支持層の34.9%は‘李明博大統領が失敗した’と答えた。 さらに11.8%は政権交替を望んでいた。 李大統領と朴候補を同一視しない認識が感じられる。 ユン室長は「朴候補は与党候補ながらも現執権勢力とは異なる別の勢力と認識されており、野党圏の政権審判論がうまく受け入れられない。 ‘政権審判’の性格が強い選挙ならば、浮動層が野党候補に票を入れるが、今回の選挙はそれが弱い」と説明した。

キム・ドンフン記者 cano@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/563465.html 韓国語原文入力:2012/12/02 21:08
訳J.S(1052字)

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