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朴槿恵側‘TV2者討論’相次ぎ拒否

登録:2012-11-27 21:40 修正:2012-11-28 04:18
SBS・KBS 提案したが
朴 無応答…文のみ受諾
‘単一化後討論’ 前言を覆す
朴槿恵セヌリ党大統領候補は大統領選挙討論の白眉とも言える2者討論を拒否している。 写真は朴候補が22日午前世宗(セジョン)文化会館で開かれた韓国放送記者クラブ主催大統領選候補招請討論会でパネルの質問に答えている場面。カン・チャングァン記者 chang@hani.co.kr

朴槿恵(パク・クネ)セヌリ党候補が文在寅(ムン・ジェイン)、安哲秀(アン・チョルス)候補との3者討論に続き、文在寅候補との2者討論も拒否し、大統領候補テレビ討論ができずにいる。

 (SBS)側は27日、朴槿恵セヌリ党候補と文在寅 民主統合党候補側に2者討論を提案したが実現しなかった。(SBS)側は「28日夜、両候補を招請して2者討論をしようと朴候補と文候補側に提案したが、朴候補側から答えがなかった」と話した。 文候補側のシン・ギョンミン メディア団長は「私たちは放送会社側に‘2者討論は全てOK’という意を伝達した」と話した。

 <韓国放送>もやはり朴候補と文候補側に29日 政治・外交分野討論と30日 経済・社会分野での2者討論を提案したが、やはり実現していない。 同じく朴候補側が忙しい日程を理由に挙げて討論に応じなかったためだ。 朴候補側のある公報委員は「候補は今、地域遊説日程に従い選挙遊説の真っ最中なのに、各放送会社が個別的に突然切迫した日程で討論会をしようと投げかけてくればどうすればいいのか。 地域遊説日程を取り消せという話か。 中央選挙管理委員会が定めた(法定)討論以外は放送会社が個別要請する討論会は重く考慮できない」と話した。 朴候補側の方針通りならば朴候補と文候補が共に参加する大統領選挙討論会は中央選管委が定めた12月4,10,16日の3回だけ開かれることになる可能性が高い。 この討論会はイ・ジョンヒ統合進歩党候補が参加する3者討論だ。 大統領選挙が事実上、朴槿恵、文在寅 両候補の2者対決構図で構成されたが、今後も2者が正面対立する討論会は開かれなくなるわけだ。

 朴候補側のこのような態度は安哲秀(アン・チョルス)候補が辞退する前に3者討論を拒否しながら前面に掲げた‘野党圏候補が決定されれば、いつでも討論に応じる’と言った話と衝突する。 当時、広報団核心関係者は「私たちは韓国シリーズにすでに進出しているが、野党圏はまだペナントレースをしているではないか。 単一化をするなり、しなくとも野党圏の枠が決まれば何の討論でも全て応じる」と話した経緯がある。朴候補も11日の選対委会議で、3者討論を拒否する理由として 「相手が誰なのかも分からずに、単一化された後にどんな政策が出てくるのか、政党がどうなるかも分からない。 それを相手に討論をするというのは意味がない」という論理を前面に出した経緯がある。 討論を拒否する理由が野党圏単一化以前には‘候補整理’、今は‘自分の遊説日程’に変わったわけだ。 (SBS)関係者は「(討論日程を) 12月初めあたりにして朴候補側に再提案する計画だ。 視聴者たちの2者討論(を見たい)期待がある。 今は朴候補側の雰囲気が良いから(討論を願わないが)、今後(朴候補と文候補の)支持率格差が狭まれば(朴候補側も)積極的に出ることもありうると見る」と話した。 ソン・ヨンチョル記者 sychee@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/562623.html 韓国語原文入力:2012/11/27 20:18
訳J.S(1458字)

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