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軍当局、日本自衛隊‘独島(トクト)上空侵犯’分かっていながらシーッ

登録:2012-10-06 06:25 修正:2013-01-29 10:55

原文入力:2012/10/05 17:10(1249字)

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軍、先月 独島防空識別区域侵犯事実 隠蔽
ネチズンら "NLL侵犯は銃を撃ちまくり…" 猛批判

 日本海上自衛隊が先月21日、独島上空で韓国防空識別区域を侵したが、軍当局が関連事実を隠蔽し荒々しい批判が出ている。

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/554453.html

 先月21日、日本海上自衛隊所属のヘリコプターが独島近隣の韓国防空識別区域を侵し、これに対し韓国のF-15K戦闘機4機が出撃し警告をした後に退却したが、軍当局がこのような事実を隠してきたと<韓国放送>(KBS)が4日報道した。 日本<時事通信>は5日、日本海上幕僚海上幕僚監部(海軍本部)関係者が「先月21日(海上自衛隊所属のヘリコプターが)韓国の防空識別区域に入ったことは事実だが、領海、領空侵犯はしておらず公海上であるので問題ない」と明らかにしたと報道した。 この通信は当時ヘリコプターが護衛艦離着陸訓練を実施していたと伝えた。

 防空識別区域(ADIZ)は各国家が領空の防衛のために領空の外郭上空に設定する区域だ。 領空に接近する航空機をあらかじめ探知し措置を取るために、各国は防空識別区域を設定して、この領域内に該当国家の許可なしに他国の航空機が入ってきてはならない。 領空とは異なるが防空識別区域の統制権は全面的に該当国家が持つ。 そのため韓国空軍は中央防空統制所(MCRC)を通じて韓国防空識別区域(KADIZ)内に入ってくる航空機を24時間監視している。 同じように日本防空識別区域(JADIZ)は韓国航の空機が許可なしに侵すことはできない。 離於島(イオド)上空は日本の防空識別区域なので、ここを通過する韓国の航空機は日本の許可を受けなければならない。

 社会関係網サービス(SNS)では日本の軍用ヘリコプターが独島近隣防空識別区域を侵した事実を隠した軍当局に対する批判が激しい。 ツイッター利用者@Nabiwa********は「警告だけでも良い北韓漁船のNLL侵犯には銃を撃ちまくり、日本のヘリコプターが独島統制線を越えたことはなぜ隠すのだろうか?」と皮肉った。 @playbo*****も「わが国の領空を侵したことを隠した政府。 敵軍か味方か、ちょっと考えてみよう。」と書いた。 @BoAn****は「国の仕事が子供たちのままごと遊びでもないのに本当に情けない!」と話した。 @jinma****は 「日本自衛隊のヘリコプターが独島上空を侵したというのに、これが事実なら領空侵犯です」として「接近事実を知らなかったと言うなら国家安保が危険で、分かっていながら黙認したとすれば現政権は領土守護意志がないということです」と批判した。

チョン・ファンボン記者 bonge@hani.co.kr

原文: 訳J.S