原文入力:2012/10/04 20:10(1495字)
ユ・スンミン、ナム・ギョンピル "このままでは大統領選挙敗北" 批判 洪水
議員ら、親朴2線後退・指導部交替など要求
セヌリ党で4日、ファン・ウヨ代表をはじめとする党指導部の退陣と朴槿恵大統領候補周辺の親朴側近の2線後退を要求する声がいっせいに溢れでた。 朴候補の比例代表議員職辞退を要求する主張も提起された。
ユ・スンミン党中央選挙対策委員会副委員長はこの日国会で開かれた非公開議員総会で 「今のままでは12月の大統領選挙勝利は難しい」として「私が先に選対委副委員長職を下りるので、大統領候補を除いてすべての人は新たに考えなければならない」と話した。 大統領選挙関連機構と人員を全面改編しなければならないという要求と解説される。
キム・ソンテ議員も「議員が断髪でもして、すさまじい真正性で野党圏単一化フレームを打ち破らなければならない」として「指導部は総辞職しなければならない」と主張した。 ナム・ギョンピル選対委副委員長も 「負ける可能性が高い選挙だ。 私も地方区に降りて行くから(党と選対委が)前面に新鮮な人々が入ってくるようにしよう」として「全面刷新と改編が必要だ」と話した。 朴候補の支持率下落など危機状況を突破するために、チェ・ギョンファン候補秘書室長、ユ・ジョンボク選対委職能本部長、イ・ジョンヒョン公報団長など親朴核心側近の2線後退のみならず、ファン・ウヨ代表、イ・ハンク院内代表、ソ・ビョンス事務総長など党指導部まで交替する全面刷新を要求したものと解釈される。
朴槿恵競選キャンプ公報団長を務めた親朴系ユン・サンヒョン議員は「今、親李と親朴、1線と2線が何の意味があるか」として「朴槿恵候補が比例代表職から辞退して、候補自ら全てのものを投げ出さなければならない」とまで話した。
セヌリ党のある高位党役員もこの日記者たちと会って「親朴側近の数人が退いても国民は刷新されたとは考えない。 党指導部を含め全員をリシャッフル(全面改編)しなければならない」と話した。 この党役員は続けて「今、選対委員長を誰がやってもそれが何の意味があるか」として「朴候補が変わって、候補と議員の直接対話を遮る‘ドアノブ権力’も変えなければならない」 と話した。 朴候補の画期的な変身と共に、彼女を取り囲み‘議論の道を統制する’アン・ポングン秘書官など‘補佐陣4人衆’の交替を注文したのだ。
これに先立ち、この日午前に開かれた最高委員会議でも刷新要求が噴出した。 チョン・ウテク最高委員は「多くの議員が疎外感を持っている。 主流の数人が(党と候補を)動かしている。 私自身もそうした点を強く感じる」として「親朴2線後退論に名分がある」と話した。
2線後退対象に名指しされたチェ・ギョンファン候補秘書室長は「個人的な立場から言えば、いつでも退きたい」と話した。 しかし朴候補の別の核心側近は「2線後退を要求されている親朴側近は朴候補の当選のために裸足で走る働き手であり、決して地位に執着しはしない」として「ナム・ギョンピル議員など刷新を主張する人々がこの間手をこまぬいていて朴候補の支持率が下がったとむやみに揺さぶりまくっているのではないか」と批判した。
シン・スングン、チョ・ヘジョン記者 skshin@hani.co.kr
原文: 訳J.S