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実在の‘ルツボ’光州(クァンジュ)インファ学校 前理事長 懲役刑

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/553690.html

原文入力:2012/09/27 17:05(701字)

 聴覚障害者青少年に対する性暴行事件が発生した光州インファ学校前理事長など2人が業務上横領疑惑で起訴され控訴審で懲役刑を宣告された。

 光州地方裁判所刑事控訴1部(裁判長 パク・キルソン)は27日性暴行事件の合意金を法人が支援した疑い(業務上横領)で起訴されたインファ学校所属社会福祉法人 ウソクの前理事長カン・某(67)氏と前理事チョン・某(51)氏の控訴審で罰金500万ウォンを宣告した原審を破棄し、懲役8ヶ月に執行猶予2年をそれぞれ宣告した。

 裁判所は判決文で「カン氏らは女子学生を性暴行するなど障害者の人権を踏みにじった校長のために法人の財産を横領した罪質が悪質だ」として「原審の刑はあまりに軽い」と判示した。 裁判所はまた「カン氏らが遅まきながら過ちを悔いて横領金を返還した点などを参酌して執行を猶予する」と明らかにした。

 カン氏は今回の宣告が確定すれば私立学校法により大学客員教授職を失い、労務士であるチョン氏は公認労務士法により資格を失う。 カン氏らは去る2008年8月性暴行加害者である校長キム・某(死亡)氏の控訴審宣告を控えてキム氏が被害女子学生に支払わなければならない刑事合意金3000万ウォンを法人財産から支出した疑いで起訴され1審で罰金500万ウォンを宣告されて控訴していた。

光州/チョン・デハ記者 daeha@hani.co.kr

原文: 訳J.S