原文入力:2012/09/27 15:48(1790字)
←【ソウル=ニューシス】アン・チョルス無所属大統領候補が27日午後、ソウル、鍾路区(チョンノグ)、公坪洞(コンピョンドン)キャンプ事務室で夫人キム・ミギョン ソウル大教授のダウン契約書と関連して短い記者会見を終えた後、挨拶をしている。
アン・チョルス候補、選挙事務室で謝罪
アン・チョルス無所属大統領候補の夫人キム・ミギョン ソウル大医科大学教授が10余年前の去る2001年にアパートを購入した際に相場より価格を下げて書く‘ダウン契約書’を作成したという疑いが26日提起されて、アン候補を巡る諸説乱舞が続いている。 アン候補は27日午後ソウル、鍾路区(チョンノグ)、公坪洞(コンピョンドン)の自身の選挙キャンプ事務室でダウン契約書作成疑惑について謝った。
これに対し一部ネチズンは‘虚しい’という反応を示した。 ツイッターID@sy00***は 「アン候補はこの間社会的弱者と少数者に特別な共感を示した。 <アン・チョルスの考え>で‘永く借家住まいをしてみて家のない哀しさをよく分かる’と明らかにした時、共鳴が大きかったのもそのため」としながら失望感を表現した。 biuns****は 「アパート ダウン契約書が慣行なら、不法であることを知りながら慣行に従ったというアン・チョルスを‘美しい原則主義者’として崇拝する根拠が消えるのでは?」と批判した。
多数のネチズンは朴槿恵セヌリ党大統領候補の道徳性問題と結びつけて、むしろアン候補を保護する雰囲気だ。 ツイッターID jhohm****は 「ダウン契約書作成、‘間違った’として何の理由も付けずに率直に謝った。 城北洞(ソンブクトン)住宅贈与税を納付したかについて未だまともに明らかにしていない朴槿恵と比較される」と書いた。 mindam****も 「アン・チョルスが夫人のダウン契約書と関連して謝った。 朴槿恵は1982年慶南(キョンナム)企業会長から‘無料’で受け取ったという城北洞(ソンブクトン)の住宅は問題がないのか? 贈与税、取得税などについて本人は分からないと言った。 言論はこれについて徹底的に明らかにしなければならない」と主張した。
kyu***も 「誰もがしているパターンの脱税だとして片付けることはできませんね。 批判を受けて当然です」としながらも「それと同時に朴槿恵本人が全斗煥から受け取った79年の6億ウォン授受も本人の釈明と謝罪、そして現在価値での国庫還元が必要と見ます」と書いた。 barry****は 「アン・チョルス候補のダウン契約書問題は慣行であったとしても政治家になった以上は間違ったことだという点をはっきりさせて行く必要はあるとみます」としながらも「どうせこのようになったからには、大統領を含む局長級以上の行政府全員、前現職の国会議員全員、司法府全員のダウン契約書作成有無も明確にしましょう」と提案した。
‘慣行的になされてきたダウン契約書作成は不法ではない’という意見もある。 v1***は「実取り引き申告は2006年から義務化」されたと指摘しながら 「アン・チョルスの妻がアパートを買いとった時点は2001年で、当時は公示価格と実取引価格の中から自由選択できた。 慣行も慣行だが不法ではない」と説明した。 oro**は 「アン・チョルス ダウン契約書は2007.8.30以後に契約金額と違えた時はダウン、アップ契約書を作成したと見なければならないことで、8.30以前には、土地は公示地価、建物は基準時価で申告すれば良かった時期」とし「この時、大韓民国で契約金額で申告したところは法人だけ」と指摘した。
‘納税者連盟’も27日に報道資料を出して 「問題の住宅取引があった2001年当時、地方税法は実取引価額ではなくても市価標準額またはそれ以上で選択して申告できるようにされていた」としてアン候補側がダウン契約書を作成したことは合法的な節税行為だったと主張した。
オム・ジウォン記者 umkija@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/553667.html 訳J.S