本文に移動

古里原子力発電所 職員、わいろに麻薬まで…

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/553427.html

原文入力:2012/09/26 08:24(879字)

消防業務 2名 ヒロポン服用 容疑で拘束
最近、金品授受摘発など‘モラルハザード’

 下請け企業等から金品を受け取っていた疑いで職員が大量に刑事処罰を受けたり裁判を受けている釜山、機張郡(キジャングン)の古里原子力発電所の職員が麻薬を服用した容疑で拘束されたことが明らかになり衝撃を与えている。

 釜山地検強力部は去る22日、ヒロポンを服用した疑いで古里原子力発電所災害安全チーム所属キム・某氏など2人を拘束した。 キム氏らは機張郡をバックに活動してきた暴力組織である統合機張派行動隊長からヒロポンを調達していたと発表された。

 拘束された古里原子力発電所職員は火災が起きた時に現場に出動し鎮火を担当する消防隊員だと知らされた。 消防隊員は10人余りだが2組が交代で業務を遂行しており多くの消防隊員は機張郡の住民の中から韓国水力原子力が採用したと知られた。

 古里原子力発電所関係者は 「職員の個々人をいちいち取り締まることはできず遺憾」としながら「消防隊員は原子力発電所施設を直接運転するものではないが、非常事態が起きれば一番最初に投入されなければならない職員であるのに麻薬を服用していたというのは弁解の余地がない」と話した。

 ソ・トドク反核釜山市民対策委員会事務局長は「誰よりも市民の安全に責任を負わなければならない原子力発電所職員が市民の命を担保に麻薬を服用していたとは信じがたい」と嘆いた。 彼は 「去る2月に重大事故を隠蔽しただけでも足りなくて数十人の原子力発電所職員が中古部品を新品であるかのように納品を受け下請け企業等からわいろを受け取り、刑事処罰を受けたり受けている状況で、麻薬まで服用したというのは道徳性が崩れ切っている」と付け加えた。

釜山/キム・グァンス記者 kskim@hani.co.kr

原文: 訳J.S