原文入力:2012/09/16 17:57(2355字)
←16日午後、京畿(キョンギ)高陽市(コヤンシ)、一山西区(イルサンソグ)の高陽体育館で開かれた民主統合党大統領選候補選出ソウル競選で最終的に大統領選候補に選出されたムン・ジェイン候補が受諾演説をしている。 高陽/キム・テヒョン記者 xogud555@hani.co.kr
民主党競選13連勝…累積得票率 過半を超える
アンチョルスとの候補単一化が最大変数…妙手期待
ムン・ジェイン候補が第18代大統領選挙に出る民主統合党候補に確定した。 アン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長はユ・ミニョン スポークスマンを通じて出した書面メッセージで「民主統合党大統領候補に選出されられたことを心よりお祝い申し上げる」と話した。
ムン候補は巡回競選最終日である16日、ソウル競選で1位を占め累積得票率56.5%を記録することにより民主党大統領候補として確定した。 ソン・ハクキュ候補は累積得票率22.2%で2位を占めた。 キム・ドゥグァン候補とチョン・セギュン候補はそれぞれ14.3%、7.0%を記録した。
ムン候補は候補受諾演説で 「大韓民国の変化を選択した。 政権交替を選択した。 民主統合党の勝利を選択した」として「皆さんの切実な希望を12月の大統領選挙で必ず成し遂げる」と話した。 ムン候補は続けて「変化に対する国民の渇望が勝利の原動力になった」として「誇らしい民主統合党の候補という事実を常に忘れない」と語った。 ムン候補が協力と共生、疎通と共感の連帯を成し遂げると話すと場内からは喝采が鳴り響いた。
ムン候補は「協力と共生が今日の時代精神」とし「疎通と和合のリーダーシップ、共感と連帯のリーダーシップを発揮し変化の新しい時代を開く」と明らかにした。 ムン候補は更に「新しい時代へ進む5つの言葉が私たちの前にある」として「働き口革命、福祉国家、経済民主化、新しい政治、平和と共存のドアを開けなければならない」と強調した。 彼は 「大統領になれば大韓民国を真の民主共和国にする。 大統領が権限外の特権を持つことは決してない」とし「責任総理制度を通じて帝王的大統領の権力を分散する」と話した。
ムン候補は 「特権層の犯罪はより一層厳重に処罰し、権力型不正と腐敗を厳しく処断する」と強調した。 続けて「青年の働き口特別委を設置し青年失業問題を解決し普遍的福祉の中長期計画をたてる」とし「国民の苦痛と痛みを治癒する‘ヒーリング大統領’になる」と約束した。 彼は「公平で正しい世の中、人が優先の世の中を切り開く新しい時代の一番上の兄になる」とし「さらに広く、新しい人材が共にする開かれた選対委、すべての派閥と市民社会まで合わせた‘溶鉱炉選対委’を作って政権交替の道に進む」と明らかにした。
ムン候補は直ちに民主党刷新に乗り出すものと見られる。 ムン候補は受諾演説で 「党内派閥と市民社会まで合わせる‘溶鉱炉選対委’を作り、政権交替、政治交替、時代交替を必ずやり遂げる」と話した。 ムン候補は‘溶鉱炉選対委’にはできるだけ親盧武鉉の人々を排除して、金大中前大統領側の人々、市民社会と専門職出身要人、ソン・ハクキュ、キム・ドゥグァン、チョン・セギュン側の人々を大挙含ませるものと見られる。
今や政界の関心はムン候補とアン・チョルス院長の候補単一化へ移った。 民心もアン・チョルス-ムン・ジェイン候補の単一化を年末の大統領選挙の最大変数と認識している。 ‘ムン・ジェイン支持者’と‘アン・チョルス支持者’らがほとんど離脱することなく集められてこそ朴槿恵候補と競ってみせることができるということが大統領選挙状況を読む専門家たちの分析だ。 アン院長は 「民主党大統領候補選出が終わり次第、数日内に大統領選挙出馬について立場を明らかにする」と明らかにした経緯がある。
←16日午後、京畿(キョンギ)高陽市(コヤンシ)、一山西区(イルサンソグ)の高陽体育館で開かれた民主統合党大統領選候補選出ソウル競選で最終的に大統領選候補に選出されたムン・ジェイン候補が党員たちに挨拶している。 高陽/キム・テヒョン記者 xogud555@hani.co.kr
ムン・ジェイン候補とアン・チョルス院長は個人的に相当な水準の信頼を維持しているということがムン・ジェイン候補側近側の認識だ。 したがって二人の候補単一化は談判形式になる可能性もあるように見える。 昨年ソウル市長補欠選挙でパク・ウォンスン-パク・ヨンソン-チェ・キュヨプ候補が競選で野党圏単一候補を選出した前例があるが、大統領選挙では容易ではないというのが民主党側の大方の見解だ。 規則に合意することが難しく、ともすると競選以後に深刻な後遺症が予想されるということだ。
もちろん野党圏候補単一化がムン・ジェイン候補と民主党側の考えだけでなされる可能性は高くない。 選挙地形でアン・チョルス院長が占める比重があまりにも大きいためだ。 アン・チョルス院長は予告した通り来週中盤に大統領選挙出馬に関する立場を明らかにするものと予想される。 野党圏候補単一化の方式と方向、それにともなう年末の大統領選挙の去就はアン・チョルス院長の話を聞いてみた後にこそ予測できそうだ。 2012年大統領選挙のダイナミズムが始まっている。
ユ・ガンムン記者 moon@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/551866.html 訳J.S