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焼香所に行った、解雇者映画を撮った、コラム書いた 調査…警察‘双龍(サンヨン)車闘争連帯’クツワ嵌め

https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/550410.html

原文入力:2012/09/05 21:10(1392字)

‘焼香所撤去を批判’するイ・ミョンス氏
名誉毀損の疑いで告訴後 調査
ピョン・ヨンジュ監督・ペク・キワン先生の他に
集会に単純参加した市民にまで出頭命令
汎対委 "今までに40人以上"

 ソウル大漢門前の双龍(サンヨン)自動車犠牲者焼香所の撤去を批判したコラムを書いたイ・ミョンス(53)マインドプリズム代表が名誉毀損の疑いで警察に告訴され、去る4日にソウル地方警察庁で調査を受けたことが明らかになった。

 イ代表は去る5月末、南大門(ナムデムン)警察署と中区庁が大漢門前に整えられた双龍車焼香所を撤去したことを批判して、当時現場を指揮した南大門警察署チェ・某 警備課長の実名に言及したコラム(<ハンギョレ> 5月29日付31面)を書いた経緯がある。 チェ課長は去る6月、イ代表を名誉毀損の疑いで告訴した。

 イ代表は精神科医師である妻チョン・ヘシン氏とともに双龍車解雇労働者とその家族のための心理治癒空間‘ワラッ’を設立するなど双龍車問題の解決に積極的に参加してきた。

 イ代表は<ハンギョレ>との通話で「警備課長に象徴される国家公権力を批判したことを個人に対する名誉毀損と誤読して、訴訟までしかけるのは正しくない」として「個人が告訴したというよりは警察が双龍車問題を批判する人々にクツワを嵌めるために告訴した側面があるようだ」と語った。

 また、警察は双龍車問題と関連した集会や行事に参加した有名人に相次ぎ召喚状を発行している。 同僚監督11人と共に双龍車解雇労働者のためのスマートフォン映画<オムニバス>を撮ったりもした<火車>のピョン・ヨンジュ(46)監督は去る6月ソウル、恩平(ウンピョン)警察署で道路交通法違反で調査を受け、ペク・キワン統一問題研究所長も召喚状を受け取った。 市民も警察召還の対象になった。 双龍車解雇労働者イ・チャングン氏は「所属団体もなく焼香所を訪ねて連帯する市民が多いが、これらの人々の一部も集会および示威に関する法律違反や道路交通法違反などで召喚状を受け取った事例がある」として 「事例を集合中だが今までに確認されたものだけで40人を越えた」と話した。

 双龍車汎国民対策委員会は5日ソウル中央地検前で記者会見を行い「イ・ミョンス氏のコラムを告訴した公権力が狙うのは、双龍車汎国民対策委の活動を萎縮させ連帯を阻むということ」とし「双龍車闘争に対する全社会的応援と支持、連帯を阻むための幼稚な策略を中断しなさい」と主張した。

 一方、双龍車労組は去る8月初め朴槿恵セヌリ党大統領候補選挙対策本部がある建物の前に設置したテントを無断撤去し労組員に負傷を負わせたとし永登浦(ヨンドンポ)警察署署長と警備課長らを集示法違反で検察に告発する計画だ。 キム・テウク金属労組法律院弁護士は 「警察が何の手続きも踏まずに権限もないテント撤去を強行したことは平和的集会・示威の妨害を禁じた集示法3条1項に外れる行為」と主張した。

チン・ミョンソン記者 torani@hani.co.kr

原文: 訳J.S