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円卓会議 "アン・チョルス 大統領選挙 出馬しなさい" …改革陣営と協力準備を促す

原文入力:2012/08/23 20:54(2016字)

←ペク・ナクチョン ソウル大名誉教授(右)とパク・ジェスン前大韓弁協会長など‘希望2013勝利2012円卓会議’に参加した市民社会の元老たちが23日午前、国会でアン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長の大統領選挙出馬決断を促す記者会見をした後、会見場を出て記者たちの質問に答えている。 イ・ジョンウ先任記者 woo@hani.co.kr

ペク・ナクチョン教授、ハム・セウン神父など連合政治新方案提示を促す
"野党圏単一候補にならなくとも大統領選挙勝利のために貢献すべき"
アン・チョルス側 "傾聴する" 静中動の歩み 継続 示唆

  ペク・ナクチョン ソウル大名誉教授とハム・セウン神父など市民社会の元老たちが23日アン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長に12月の大統領選挙出馬を公式に促した。

  市民社会元老らで構成された‘希望2013,勝利2012円卓会議’はこの日国会で発表した声明で 「ある瞬間からアン・チョルス院長に対して国民の間に多くの期待が集まってきた」として「‘アン・チョルス現象’と指摘されるこの流れはその持続性と熱気から見て、政治的実体を持ったものであることが明らかだ」と述べた。 円卓会議は「彼が(不出馬で)背を向けることができる時点は過ぎ、例え野党圏単一候補にならなくともアン・チョルス現象の躍動性を最大限に生かして民主勢力の共同勝利に確実な貢献をする責任が彼にあることを強調しようとするもの」と説明した。 アン院長が‘まだアン・チョルス現象の実体を確認している’という趣旨で周辺に話していることについて、アン・チョルス現象の存在が確認された以上、大統領選挙に必ず出てこなければならないと促したわけだ。

  円卓会議は続けて「公式宣言以前にも自身の考えをさらに具体化し、同行集団(支持者)に対する検証とフィードバックを活発に受け入れ、他の進歩改革勢力との協力方案に対する着実な準備を急がなければならない」として野党圏単一化交渉を準備することを注文した。 アン院長側のユ・ミニョン スポークスマンは「社会元老のお言葉も傾聴する」というアン院長の意を伝えた。

  円卓会議声明で注目される部分は 「既成政党と非政党勢力が各自それなりの事情で大統領選挙勝利に必要な連合政治の新方案を提案できない時は、先制的に知恵を集めることに乗り出す用意がある」という部分だ。 アン院長が民主党が要求しているように‘単一化競選以後に民主党入党’という経路を選ぶのは容易でなく、民主党もやはり入党に対する確答を受けられなければ単一化協議に入ることは容易でないという状況を念頭に置いたものと見られる。 円卓会議をリードしているペク・ナクチョン教授は声明書発表前にアン院長と非公開的に会い、奥の深い話を交わしたと知られた。

←アン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長が去る7月23日、SBS芸能番組に出演し明るく笑っている。 アン院長は政治経験と勢力不在という弱点を克服できるだろうか。 ニューシス

  ペク教授は先月ある公開の席上で「アン院長が選挙に出ると見る」として「だが、無所属のパク・ウォンスン候補のソウル市長当選モデルを大統領選挙に適用することにはならない」と話した。 パク市長も去る22日のラジオ放送で「多数の有権者は既存政党より新しい政治の流れを望むので(アン院長が)おそらく民主党に入って共に選挙することは容易ではないのではないか」として同様の趣旨で語った。 そうしてみると民主党が大幅刷新など変化を示さなければアン院長が単一化候補となっても(パク市長のように)民主党に入党することは容易でないだろうという展望だ。

  一方、ユ・ミニョン スポークスマンは「アン院長は暮らしの現場で切なる国民の話を聞いている」として「今後も一層そのようにする」と明らかにして、アン院長が当分‘静中動’の歩みを継続するだろうとほのめかした。 アン院長が来月23日に終わる民主党大統領選挙競選が終わった後でこそ自身の去就を明らかにするということと読まれる。 アン院長はこの日、春川(チュンチョン)の‘ウリキルム精米所’を訪問した席で「一昨日、朴槿恵前代表がボンハ村を訪問して、これに対してムン・ジェイン議員が望ましく肯定的だと評価する姿を見ながら、こういうことが国民の願う政治だと考えた。 お二人は揃って容易ではないが必要なことをした」と答えたとユ スポークスマンは伝えた。

ソンチェ・ギョンファ、イ・テヒ記者 hermes@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/548434.html 訳J.S