本文に移動

‘怒った’日本外務省 韓国大使館車両 正門出入り不許可

原文入力:2012/08/23 20:27(1178字)

←野田佳彦 日本総理

野田総理 "李大統領、日王発言 謝罪・撤回せよ"
衆議院予算委員会で答弁
大統領府 "話にならない主張"
外務省‘返送書簡’受取拒否も

  野田佳彦 日本総理が李明博大統領の‘日王謝罪’要求発言と関連して、謝罪と撤回を要求した。 韓国は野田総理の書簡を返送することを最終決定した。 李大統領の独島訪問に触発された韓-日外交葛藤が両国指導者の感情対立に登りつめ強度が再び高まっている。

  野田総理は23日に開かれた衆議院予算委員会で李大統領の日王謝罪要求発言に対する評価を尋ねる質問に 「常識から大きく逸脱している」として「謝罪と撤回をしなければならない」と話した。 前日、玄葉光一郎外相が独島問題と関連して「今日から(韓国の)不法占拠という言葉を使う」と話したのに続く強硬発言であり、最近の韓-日葛藤と関連した日本政府の意図が注目される。

  大統領府核心関係者は野田総理の発言に対して「話にならない主張に言い返す必要を感じない」として不快感を隠さなかった。 李大統領は去る14日 「日王が韓国を訪問したければ独立運動をして亡くなった方々に謝りなさい」と話した経緯がある。 これと関連して現職閣僚や野党重鎮が李大統領の発言を荒々しく批判したことはあるが、野田総理が李大統領の謝罪を公式要求したことは初めてだ。

  政府は野田総理の書簡を日本に返送することを最終決定した。 チョ・テヨン外交通商部スポークスマンはこの日の定例ブリーフィングで「今回の書簡返送は日本の主張が極めて不当な点、野田総理の書簡が両国指導者間の独島問題議論の先例となる憂慮、日本の独島に対する紛争地域化に利用される可能性などを総合的に検討した結果」と話した。 彼は‘総理書簡返送は外交欠礼’という日本の主張に対して 「とうてい容認できない不当な内容を含んでいる書簡を返送するのは極めて当然のこと」とし「何の説明もなしに返送するのではなく、外交公式書簡に添付して書簡を送ることで礼を尽くしたと考える」と反論した。

  しかし日本外務省は返送書簡の受取を拒否した。 東京駐在韓国大使館はこの日 「大使館のキム・ギホン参事官が日本外務省を訪問し面談を要請したが、日本側が親書返送と関連した面談なら受け入れることができないとし拒否した」と明らかにした。 日本外務省はキム参事官が搭乗した韓国大使館車両の正門通過も許容しなかった。

  パク・ビョンス先任記者、アン・チャンヒョン記者、東京/チョン・ナムグ特派員 suh@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/548466.html 訳J.S