原文入力:2012/08/22 15:23(867字)
高麗大医大セクハラ事件の被害者が人格障害があるという内容の文書を同僚学生たちにばら撒き、被害女子学生の名誉を傷つけた疑い(名誉毀損)で起訴された加害者ペ・某(26)氏とペ氏の母親ソ・某(52)氏に揃って実刑が宣告された。 すでに懲役1年6月を宣告された息子は獄中生活が1年追加され、不拘束状態で裁判を受けた母親は法廷拘束された。
ソウル中央地裁刑事12単独イ・ソンホ判事は22日 「ソ氏母子はセクハラ事件に関する正当な防御権行使のためだったと主張するが、具体的根拠のない虚偽事実を指摘して、被害者に回復できない2次被害を与え事実上防御でなく攻撃になってしまった」として、それぞれ懲役1年ずつを宣告した。
裁判所は「ソ氏の場合、息子の救命のために犯したことで情緒的・感情的に同情する余地はあるが、その方法に理性と論理が必要だったにもかかわらずそう出来なかった」として「犯行により被害者が医師生活が容易ではなくなり強制わいせつよりさらに大きな被害を被ることになったと推察でき、ペ氏とソ氏が犯行を極力否認して被害者の被害は眼中にもない態度を示したので厳しく処罰せざるをえない」と判決理由を説明した。
ペ氏と同僚男子学生2人は昨年5月被害女子学生と共に京畿道(キョンギド)加平へ旅行に行き酒に酔って気を失った被害学生にセクハラした疑いで拘束起訴された後、最高裁で懲役1年6月の確定判決を受けた。
ペ氏母子はペ氏に拘束令状が請求されるや、拘束を免れるために「被害女子学生の人格障害的性向のために事件内容が膨らまされた」という虚偽の内容を込めた‘事実確認書’を作り、同じ学校の学生たちから署名捺印を集め名誉毀損の疑いで昨年12月起訴された。 パク・テウ記者 ehot@hani.co.kr
原文: 訳J.S