hankyoreh

原文入力:2012/07/24 16:18(790字)

　去る5月と6月に入隊した新兵7000人余りに予算不足を理由に運動靴を支給しなかった国防部が、陸軍士官学校生徒と3士官学校生徒には士兵運動靴の4倍を越える高価な運動靴を支給していた事実が明らかになった。

　キム・グァンジン民主統合党議員室が24日公開した国防電子調達入札公告資料を見れば、陸軍3士官学校生徒の運動靴単価は6万4250ウォンで、士兵運動靴1万6000ウォンに比べて4倍ほど高い。 しかも生徒にはジョギング靴、サッカーシューズまでも追加支給していたことが分かった。 士官学校生の運動靴、ジョギング靴、サッカーシューズ1555点を購入するのに使った予算(9990万9000ウォン)が士兵運動靴7400足を購入するために策定された予算(1億1867万ウォン)とほぼ同じだった。

　また、士官学校生の運動靴購買のために公告した仕様書を見れば、ナイキとアディダスなど外国ブランドの特定商品名まで指示している。 また、納品時の留意事項として‘市中有名ブランド中、現在市中販売品’、‘社会的認知度が高い製品’等の条件もつけていた。

　キム議員はこの日午前に行われた国防部業務報告で「生徒が高価な社会的認知度が高い有名外国ブランド製品を着用すれば、わが軍の戦闘力が高まるのか」として「実戦で重要な戦闘服と戦闘靴化などの装具は将軍から将校、副士官、士兵区分なしで支給するのに、兵士たちと士官学校生が異なる運動靴をはかなければならない理由は全くない」と指摘した。

チン・ミョンソン記者 torani＠hani.co.kr

原文: 訳J.S