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安哲秀(アン・チョルス)、大統領選挙出馬 国民が判断し出ろと言うなら…

原文入力:2012/07/24 01:00(1721字)

←アン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長が出演した(SBS) ‘ヒーリングキャンプ、うれしくないか’が23日放送された。 SBS提供

SBS ‘ヒーリングキャンプ’出演し大統領選挙出馬意志 繰り返し示唆
"事実上の出馬表" キム・ジェドンの問いに笑って即答避け
チェ・ジョンイム教授 "アン・チョルス、滅びることは恐ろしくないと語った"

  アン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長がテレビ トークショーに出演して年末の大統領選挙に出るという考えを強く表わした。 アン院長は23日夜11時に放映された<SBS>‘ヒーリングキャンプ’で 「私も事実ヒーリング(魂的治癒)が必要なので出てきた」として 「それで新しいことを始められそうだ」と話した。 新しいこととは政治、すなわち大統領選挙出馬を意味することと読まれる。

  アン院長は「総選挙で野党が勝利すれば、私は本来の席に戻って熱心にしなければならないと考えたが、与党(セヌリ党)が圧勝して熱望が私に集まるのに当惑した」として「私を支持する方々の考えが何か、私がその方々の期待水準に応えられるか、そして私がそのような能力と資質があるかを悩んでみた後に、それに従って決定しようと考えた。 まず私の考えの方向を明らかにするのが順序なので、本(<アン・チョルスの考え>)を書くことにした」と話した。

  アン院長は‘私たちの時代にどんな大統領が必要なのか’という質問に「私たちに必要な福祉・正義・平和という時代課題を成し遂げる方法論は疎通と合意」として「問題が生じた時に解決策を見出すのは難しくない。 問題という共感形成が難しい。 疎通と合意を中心に立つことができる大統領が必要だと考える」と話した。

  アン院長は続けて自身の経営者としての経験に例えて「私は成功確率は全く考えない」として「結果は天から与えられるものでないだろうかと考える」と話して大統領選挙に対する考えが固まったことを示唆した。 彼は去る6月釜山大での講演時から大統領選挙出馬は「私が選択するのではなく(時代から)私に与えられること」という話を繰り返してきた。

  彼は 「周辺では‘優柔不断だ’ ‘決断性がない’ ‘風見鶏’という話をしている」という進行者キム・ジェドン氏の話に「事業家は優柔不断なら成功できない」として「自分の生き様とは距離がある表現のようだ」と断固として話した。

  彼はしかし 「大統領選挙に出馬するのか」という進行者イ・ギョンギュ氏の質問に「私に(そのような)能力と資格があるのか?」と笑って即答を避けた。 キム・ジェドン氏が繰り返し「事実上の出馬表なのか」と尋ねると笑うだけだった。

  アン院長が決心を固めたと読まれる情況は周辺要人の証言からも確認される。 アン院長の本<アン・チョルスの考え>の対談者であるチェ・ジョンイム世明大教授はこの日アン・チョルス院長が「(大統領選挙に)出て行き傷つくこと、滅びることは恐ろしくない」と話したと伝えられた。 検証過程で傷を負っても甘受するという態度だということだ。

  チェ・ジョンイム教授はこの日午前<文化放送>ラジオ‘ソン・ソクヒの視線集中’に出てきて「アン院長に(政治をすれば)壊れることもありうるのに政治をすると考えた動機が気になると尋ねたところ、そのように答えた」と伝えた。

  政界ではアン院長が大統領候補として経なければならない検証を回避するために大統領選挙出馬に対する明確な意向を明らかにしないまま時間がかかっているという批判をしてきた。 政界ではまた、アン院長が出馬を宣言すれば直ちに本格的な検証に入るという雰囲気が強いが、アン院長はこのような検証を十分に通過できるという自信を明らかにしたわけだ。 ソン・ウォンジェ、キム・ボヒョプ記者 wonje@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/543952.html 訳J.S