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"朴槿恵 半径5.5m以内に55才以上は入れるな"

原文入力:2012/07/08 20:21(1198字)

←朴槿恵 ハンナラ党非常対策委員長(右端)が昨年12月30日午前、ソウル、汝矣島(ヨイド)のハンナラ党(現セヌリ党)党舎で非常対策委員会を開き、キム・ジョンイン非常対策委員(中)の発言を聞いている。 左端はイ・サンドン非常対策委員。 カン・チャングァン記者 chang@hani.co.kr

‘高齢で役に立つ人はいない’
ホン・サドク共同選対委員長 注文
20~40代 若年層 基盤拡大 必死のあがき

 ‘朴槿恵キャンプ’の選挙対策委員会関係者は8日「ホン・サドク共同選対委員長が‘キム・ジョンイン共同選対委員長を除き、朴槿恵議員の半径5.5m以内に55才以上は入れるな。 高齢で役に立つ人はいない’と言ったよ」と伝えた。 10日大統領選挙出馬を公式宣言する予定の朴槿恵セヌリ党議員側が‘2040世代’に支持基盤を拡大しようと必死の努力をしているという話だ。

 これと関連してホン委員長は<ハンギョレ>との通話で「朴槿恵 前委員長がテレビカメラの前に立つ時、高齢の人がそばにいれば見た目がちょっとあれではないか」として「皆が心配しながらも(高齢者を排除しているという批判を憂慮して)誰も話をしないから、私が損をかぶるつもりで話をした」と説明した。 朴議員の周辺に高齢層が多い画面が映れば、朴議員の‘過去の人’イメージが強くなりかねず、若者たちが近寄りがたくなるのではという憂慮のためだ。

 パク議員の20~40代支持率は選対委の核心的苦悩の一つだ。 去る6月30日に実施した<ハンギョレ>世論調査で42.1%と出てきた朴議員の支持率を年齢帯別に分けてみれば、20代以下では23.8%、30代では28.7%に止まる。 40代でも39.8%で平均より低かった。 50代の支持率は45.1%であり、60代以上の支持率は72.1%にもなった。

 朴議員側がこの日公開したシンボル アイコンを、‘カカオトーク’アイコンに朴槿恵の初声ㅂㄱㅎを入れて笑顔を作ったのも若年層との疎通を強調するためであった。 ビョン・チュソク選対委メディア広報本部長は「携帯メールなどでハングル初声を多く使う若者文化に応じるために‘ㅂㄱㅎ’を使い、デジタル文化を象徴しながら若年層に近付くために顔文字を使った」と話した。

 だが実際、朴議員選対委の構成員を見ればキム・ジョンイン、ホン・サドク共同選対委員長がそれぞれ71才と69才で、チャ・ニユン在外国民本部長が76才だ。 実務陣を除けば、選対委の人々の平均年齢は55才を軽く越える。

チョ・ヘジョン記者 zesty@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/541569.html 訳J.S