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慰安婦被害‘キム・ファソン人権センター’建設へ

原文入力:2012/07/08 19:39(818字)

←日本軍慰安婦被害者 故キム・ファソン氏

故人が残した寄付金で2014年着工

 先月13日、86才で亡くなった日本軍慰安婦被害者 故キム・ファソン(写真)ハルモニが残した寄付金で人権センターが建設される。

 日本軍慰安婦被害者ハルモニが集まって暮らしている京畿道(キョンギド)広州(クァンジュ)市、退村面(テチョンミョン)‘ナヌムの家’付設国際平和人権センターはナヌムの家前の800余㎡に延面積200㎡(2階)規模で‘キム・ファソン人権センター’を建てることにしたと8日明らかにした。 3億ウォンと予想される建設費用はキム ハルモニが寄付した6000万ウォンに後援支援金などを加えて2014年に着工する予定だ。 セミナー室・展示室・宿舎などを備え、人権・平和・歴史教育プログラムを設ける計画だ。 キム ハルモには生前に‘日本軍慰安婦被害者生活安定支援法’により受け取った生活定着金と生計給与などを貯めた6000万ウォンを寄付した。

 ナヌムの家は来る15日ソウル、麻浦区(マポグ)、西橋洞(ソギョドン)のアイヤカフェで一日カフェを開き後援支援金を集める予定だ。

 平壌(ピョンヤン)出生のキム ハルモニは1941年15才でシンガポールに連れて行かれ日本軍慰安婦の生活を強要された。 光復以後に帰国して大田(テジョン)で一人で暮らしていたが2008年11月にナムヌの家に移った。 食堂の仕事や農作業でお金を貯めて大学生20人余りに奨学金を与え、2009年には民間団体が行ったカンボジア‘生命の井戸掘り事業’に70万ウォンを寄付した。

光州(クァンジュ)/キム・キソン記者 player009@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/541547.html 訳J.S