原文入力:2012/06/26 20:17(1093字)
朴・安 支持率格差 縮まり
2者対決調査 誤差範囲内 接戦
最近、大統領選挙の有力走者である朴槿恵セヌリ党議員と安哲秀ソウル大融合科学技術大学院長の2者対決支持率格差が狭まったという世論調査結果をめぐり汝矣島(ヨイド)に解釈が入り乱れている。
<韓国放送>とメディアリサーチが去る23~24日、全国成人男女1000人を対象に実施した世論調査の結果、朴議員は安院長との2者対決で47.5% 対 44.3%で誤差範囲(95%信頼水準±3.1%)内で接戦を繰り広げていることが明らかになった。 ハンギルリサーチによる22~23日の調査でも朴議員と安院長は45.8% 対 43.8%でやはり誤差範囲内の接戦様相を示した。 リアルメーターの22日調査でも朴議員47.1%、安院長48.0%で誤差範囲(±2.5%)内でやはり激しい薄氷勝負と出てきた。
安院長は総選挙以前の去る3月までは2者対決で朴議員を圧倒していたが、セヌリ党が過半を占めた4・11総選挙以後、逆転されて朴議員が安院長を有意に上回っていた。
朴議員側は「分析するほどの水準変化ではない」と語った。パク議員側のある世論調査専門家は26日「むしろ党内非朴走者らと野党が全て朴槿恵前代表を攻撃しているにも関わらず朴前代表が基本的に支持度で優位を維持している流れ」と話した。 別の参謀は「朴前代表が最近、活動をしていないために停滞したのであって、本格的に動けば状況が変わるだろう」と話した。
しかし世論調査専門家たちと党の一部では朴議員が党非常対策委員長を務めて4月の総選挙で圧勝をおさめた‘総選挙効果’が消えて、最近大統領候補競選規則論争で見えてきた朴議員の‘不通’イメージのためにこのような変化が起きたという分析を出した。 セヌリ党の前職高位党役員は「朴議員が‘国家観が疑わしい人は国会議員になってはならない’とした発言も悪影響を与えただろう」と話した。
ユン・ヒウン韓国社会世論研究所調査分析室長は「パク議員の支持度に危機が訪れたと見ることはできない」として「ただし党内競選でキム・ムンス、チョン・モンジュン、イ・ジェオなど非朴走者の支持層と中道層を包容してどの程度拡張して行くかがカギになるだろう」と話した。
ファン・ジュンボム記者 jaybee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/539707.html 訳J.S