原文入力:2012/06/27 21:28(2008字)
←統合進歩党インターネット システム サーバーの障害で指導部選出のためのインターネット投票が中断された27日午後、ソウル、銅雀区(トンジャクク)、大方洞(テバンドン)の統合進歩党舎で革新非常対策委と党権派、選挙管理委員会、各候補選挙本部関係者らが対処方案を議論する会議を終えた後。言い争っている。 カン・チャングァン記者 chang@hani.co.kr
統合進歩選挙‘システム障害’中断
党権派 "カン・キガプら 総辞職を" 非常対策委 "政治攻勢"
再投票に合意してもシステム点検など最短でも2週間かかるもよう
‘未投票閲覧’ 2次調査でも専門家意見 異なり衝突
‘弱り目にたたり目、泣き面に蜂’だ。 2つに分かれた統合進歩党勢力が何をするにも互いに信じられず、いかなる事案でも向かい合って衝突する最悪の状況に至っている。
27日明け方、進行中だった党代表選挙がオンライン投票システムの障害で全面中断され、葛藤を経ている進歩党状況をより一層絡まらせている。 前日夜に公開された党比例代表競選2次調査結果を巡り、党権派と非党権派が互いに猛非難しあう渦中だった。 党内を収拾する契機として行われていた選挙が中断された状況で、選挙中断責任論まで重なっている。 党内でも‘果たして両側が一緒に党をやっていけるのだろうか? 全部が共倒れになるのはでないか?’という憂慮が高まっている。
■ 選挙中断責任論 攻防
27日、党権派側は選挙中断事態の責任は革新非常対策委(非党権派)にあるとして火ぶたを切った。 非常対策委が選挙管理を受け持っているためだ。
←カン・キガプ党代表候補(左)とカン・ビョンギ党代表候補が22日ソウル、汝矣島(ヨイド)の韓国放送スタジオで‘統合進歩党代表選挙戦討論’を始めるのに先立ち挨拶している。 カン・チャングァン記者 chang@hani.co.kr
党権派側キム・ミヒ議員はこの日午前「非常対策委が既存投票システムを信じずに検証されていない業者に拙速契約をした」として「不信病とせっかちな性質が結局前例のない投票中断惨事を起こした」と話した。 彼女は「初めての投票中断事態に責任をとり、カン・キガプ革新非常対策委が総辞職しなければならない」 と主張した。 これに対し、カン・キガプ候補側パク・スンフプ スポークスマンは「現状況を賢く収拾し、党指導部を選出して党を早期に正常化することが国民の信頼を回復する道」とし「党権派の革新非常対策委総辞職要求は前日確定した真相調査特別委の真実を糊塗する政治攻勢に過ぎない」と反論した。 反面、カン・ビョンギ候補側は「非常対策委の選挙管理不良に対する過度な政治攻勢も不適切だが、何もなかったかのように、そのまま投票を再開することもまた責任回避」として両側の責任ある措置を要求した。
党権派も非常対策委も共に今まで進行された投票データの復元が不可能で、復旧したとしても信頼性を失っただけに全面再投票が避けられないという点は認めている。 再投票をするには技術的な問題やシステム点検などに最短でも2週間は必要なものと見られる。 選挙日程がそれだけ延期されざるをえない状況だ。
■ 2次調査結果を巡っても‘激突’
2次真相調査が不正選挙の核心証拠として提示した‘未投票現況随時閲覧’の性格について両側がするどく対抗している。 中央党コンピュータで1484件の未投票現況照会がなされたことに対して、特別委の報告書内容と特別委調査に参加した外部専門家の意見が違うためだ。 外部専門家は、有権者が投票する過程で問題が生じて選管委に問い合わせすることが自然で、問い合わせがあれば当事者の身元と投票権の有無、投票有無などを確認する過程が必要だったと見ている。 中央党でなされた1484件の照会数もやはり、済州道(チェジュド)の建設会社事務室でなされた未投票者現況照会が6000件余りであったという点と比較しても決して多い数値ではないというのが外部専門家の判断だ。
解釈が違うので主張も交錯した。 カン・キガプ候補はこの日「2次真相調査結果を承服して、イ・ソクキ、キム・ジェヨン議員が自主的に辞退しなければならない」と繰り返し要求した。 反面、党権派の支援を受けるカン・ビョンギ候補は「調査委員長が辞退したし、事実関係に対する意見も交錯している」として「両側の意見を直接聞いてみて最終的に立場を明らかにする」とし留保的態度を見せた。
ソク・ジンファン記者 soulfat@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/539913.html 訳J.S