本文に移動

‘197人中113人解雇’ 薄ら寒い…

原文入力:2009-03-25午前09:46:21
パーカー韓一油圧 “経営難しくて”…“労組無力化 企図” 反発

ホン・ヨンドク記者

←去る19日午前、京畿,始興市,正往洞1268-6パーカー韓一油圧工場内でこの会社の労働者らが今月末までに常時労働者の60%にあたる113人を解雇するという会社側方針に抗議するデモを行っている。 写真パーカー韓一油圧労働組合

経済危機を理由にある米国系企業が労働者の60%近くを解雇すると明らかにし労組が反発している。
京畿,始華工団内パーカー韓一油圧は24日「来る31日までに‘全体常時勤労者197人中57.4%にあたる113人を解雇する’と安山地方労働庁に申告した」と明らかにした。この会社は「金融危機で受注量が減り、来る6月までに66億の累積赤字が予想される」と理由を明らかにした。

会社側は解雇対象者選定基準も提示した。遅刻1回は-1点,早退1回は-0.5点,懲戒は種類別に-0.5点から-5点まで,共稼ぎ夫婦の場合は-5点,定年を10年以内に控えた49才からは毎年-1点が付加され、58才は-10点を受ける。

パーカー韓一油圧は、重装備用油圧コントロールバルブを生産する韓一油圧が2005年グローバル企業である米国系‘パーカーハニピン’に引受されて作られた会社だ。この年の年間売上額は317億ウォンであり、2007年8月~2008年7月には421億ウォンの売上と20億ウォン余りの利益を出すなど成長を繰り返してきた。だが、この会社のハ・ジョング労務担当理事は「最近の月間販売は6億~7億ウォンだが固定費用が8億~9億ウォンがかかり、この状態では会社を維持できない」と話した。

これに対して全国金属労組パーカー韓一油圧分会のクォン・オジン事務部長は「経営が難しいと言いながら本来経営関連資料を要求すれば資料を出さずにいて信じることはできない」として「経済危機に便乗し整理解雇で労組を無力化しようとするもの」と反発した。この日、工場で会ったおよそ50代の労働者は‘解雇爆弾’の知らせに「崖っぷちで足を蹴られた気分」として「粉塵をかぶって死ぬほど仕事をした結果がこれか」と嘆いた。

始興/ホン・ヨンドク記者ydhong@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/345970.html 訳J.S