原文入力:2012/06/24 19:04(1117字)
釜山・蔚山(ウルサン)・慶州(キョンジュ)・昌原(チャンウォン)・咸安(ハマン)などで
警察、貨物連帯ストライキ関連 捜査
貨物連帯 "まったく無関係…世論追い込み"
24日未明、釜山・蔚山・慶南・慶州4地域で貨物車27台が相次ぎ火災を起こし、警察が捜査に入った。 警察は25日に予定された公共輸送労組貨物連帯本部(貨物連帯)ストライキと関連があると見ているが、貨物連帯は「私たちとは全く関係ない」と反発した。
この日0時35分頃、釜山、東区(ドング)、草梁洞(チョリャンドン)のコンテナ野積場付近道路に駐車していた貨物車3台で相次ぎ火災が起きた。 午前1時45分~3時55分には蔚山、北区(プック)、孝門洞(ヒョムンドン)の㈱現代グロービス駐車場など7ヶ所に駐車中の貨物車14台が炎上し、慶北、慶州でも午前1時10分頃から外東邑(ウェドンウプ)一帯で10分間隔で貨物車5台で火災が発生した。 午前4時頃、慶南、咸安郡(ハマングン)、郡北面(クンブンミョン)長池里(チャンジリ)で貨物車2台が、午前5時頃に昌原市(チャンウォンシ)、八龍洞(パリョンドン)・新村洞(シンチョンドン)でも貨物車3台が炎上した。
火災が起きた貨物車は全て貨物連帯に加入していない非組合員の車両か、貨物連帯に加入してはいても昨年のストライキに参加しなかった組合員の車両だった。 ほとんどの車両は前輪や助手席に引火物質を利用して火をつけた共通点も発見された。
警察庁関係者は「25日に予定されたストライキ闘争参加を促すための放火と推定される」として「執行部の指示による組織的放火が確認されれば、関連者を全員厳正司法処理する」と明らかにした。 警察は捜査専門担当班を構成して現場周辺の防犯カメラ(CCTV)画面分析と聞き込み捜査を行っている。
貨物連帯は警察の捜査方向に直ちに反発した。 貨物連帯はこの日声明を発表して「今回の火災事件は私たちと全く関係がない」として「貨物連帯が火災を起こしたとして(当局が)世論追い込みするのは交渉を拒否し、ストライキを長期化させ物流大乱を助長しようとする意図」と批判した。
貨物連帯は「私たちは誰よりも切実に対話と交渉を望んでいるので、政府と運送業界が責任ある姿勢で対話に応じることを要請する」と付け加えた。
昌原/チェ・サンウォン記者、イ・ジョングク記者 csw@hani.co.kr
原文: 訳J.S