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地域MBCも‘懲戒の嵐’…労組員49人 待機発令

https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/539219.html

原文入力:2012/06/22 21:57(1226字)

使用側、ストライキ理由に解雇など考慮
朴槿恵 "ストライキ懲戒 本当に残念"

 <文化放送>(MBC)ソウル本社に続き16ヶの地域文化放送が労組執行部など49人に対して大量待機発令を下した。 ソウルだけでなく地域でも大量懲戒事態が予告されている。

 文化放送労組は去る21日夜、19ヶの地域文化放送の中で江陵(カンヌン)・大邱(テグ)・釜山(プサン)を除く16ヶ所で労組支部長・副支部長・事務局長など2~6人ずつ計49人が‘不法ストライキ主導’等を理由に待機発令を受けたと22日明らかにした。 これに先立ち地域文化放送社長団は去る15日、会議で業務復帰命令に応じなければ待機発令をし、25日に待機発令者らを人事委員会に回付した後、来月2日懲戒を行う方針を立てたことが分かった。

 文化放送本社は去る1日、35人を1次待機発令したのに続き、11日にも34人を待機発令した。 20日には1次待機発令者の中で労組委員長出身であるチェ・スンホ ディレクターとパク・ソンジェ記者を解雇し、労組副委員長であるキム・ミンシク ディレクターなど10人には停職1~6ヶ月の重懲戒を下した。 地域文化放送でも大量待機発令措置が下されながらストライキと関連した待機発令者数は計118人に増えた。

 文化放送労組はこの日声明で「地域文化放送社長を実質的に統制する人がキム・ジェチョル社長であることは明らかな事実」と批判した。

 一方、文化放送ストライキ問題に沈黙してきた朴槿恵セヌリ党議員は22日「ストライキが懲戒事態まで至ったことは真に残念なことだと考える。 労使間ではやく妥協し対話して正常化することを願う気持ち」と話した。 朴議員はこの日午前、セヌリ党比例代表議員の集いである‘約束守り25人’がソウル、蘆原区(ノウォング)のソウル市立北部障害者総合福祉館で奉仕活動をする席に参加し、記者たちと会いこのように話した。 彼女は「(ストライキが)長期化すれば最も困り損をするのが国民ではないか」として「労使が互いに対話でもう少し賢くうまく解決できることを望む」と付け加えた。

 朴議員の文化放送懲戒に対する言及は、キム・ジェチョル社長を批判したものという解釈も出てきている。 しかし、親朴系のある再選議員は「労使がお互いの主張をよくまとめて、円満に妥結するのが望ましいという話」と話した。 別の親朴系要人も「聴聞会でも国政調査でも労使問題に政界が介入するのは望ましくない。 労使双方が一歩ずつ退いて、うまく解決しろとの大きな枠組みの原則を強調したまで」と話した。

ユ・ソンヒ、チョ・ヘジョン記者 duck@hani.co.kr

原文: 訳J.S