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‘断食闘争’イ・ガンテク 言論労組委員長 病院搬送

原文入力:2012/06/18 16:13(1059字)

←イ・ガンテク言論労組委員長

汝矣島(ヨイド)MBCストライキ座込み場で脱水症状で倒れ
セヌリ党でも "キム・ジェチョル社長 前向きに決めるべき"

 ソウル、汝矣島(ヨイド)公園内の文化放送ストライキ座込み場で21日間にわたり断食闘争を続けてきたイ・ガンテク言論労組委員長が18日午後1時頃、脱水症状で倒れ病院へ緊急搬送された。 イ委員長はこの間‘言論掌握国政調査’と‘聴聞会開催’を主張してきた。 ソウル、面牧洞(ミョンモットン)のある病院の応急室にいるイ委員長は、現在は意識を取り戻した状態と知らされた。 ただし一方の耳で異音がする‘耳鳴り’現象が残っている状態だ。 言論労組のタク・ジョンニョル組織争議室長は「まもなく一般病室に移る予定だが、当分は安静が必要だ」として「現在はからだの状態が良くなく面会も謝絶されている」と話した。

 イ委員長が倒れた当時、そばにはノ・フェチャン統合進歩党議員がいた。ノ議員はイ委員長の病院搬送の知らせを写真と共に自身のツイッター(@hcroh)で生中継した。 ノ議員は「言論を正しく立て直さない限り、人権と民主主義は砂の城のように崩れるほかはありません」と惜しんだ。

 去る1月30日に始め18日現在、ストライキ141日目をむかえる<文化放送>のストライキは解決の糸口が見えなくなっている。 去る13日、<文化放送>会社側が待機発令を出した労組員35人の内 13人に対して‘職場秩序紊乱’を理由に人事委員会回付を通知した状態であり、緊張感が最高潮に達した状態だ。 <文化放送>はキム・ジェチョル社長就任後2年間に計7人が解雇され106人が懲戒を受けた。

 セヌリ党内でもストライキ事態を解決しなければならないという声が出てくるほどだ。 セヌリ党のイ・ジェオ議員は16日自身のツイッター(@JaeOhYi)に文を載せて「MBCストライキに関与する立場ではないが、無限挑戦のファンの一人としてキム・テホ ディレクターが演出した無限挑戦を一日もはやく放送で見れるようになることを願う。 状況がここまで悪化する前に、キム社長の前向きな決定がなければならなかったが本当に残念だ」として事態解決を促した。

イ・ジョングク記者 jglee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/media/538277.html 訳J.S