本文に移動

"中文団地 売却は市民欺瞞" 反対集会 開かる

原文入力:2012/06/12 20:48(872字)

←済州(チェジュ)、西帰浦市(ソギポシ)住民たちが12日、西帰浦市、中文(チュンムン)観光団地内の韓国観光公社済州支社前で中文観光団地の民間売却に反対する集会を開いている。

西帰浦市民など300人余り参加
観光公社に公開質問書 伝達

 済州、西帰浦市の中文(チュンムン)観光団地の民間売却に反対する西帰浦市汎市民運動本部が12日午前、中文団地内韓国観光公社済州支社前で西帰浦市民など300人余りが参加した中で集会を開いて、売却推進の中断を要求した。

 ミン・ミョンウォン汎市民運動本部共同代表はこの日集会で「中文観光団地は去る30年余り地域経済を支えている済州光産業の核心」とし「公企業先進化を名分に民間売却を推進することは市民を欺瞞する行為」と批判した。

 中文団地を選挙地方区とするキム・ギョンジン済州道議会議員は「住民たちの土地を安値で強制収用して進行された中文観光団地開発事業の工程率が60%にしかならない状況で、観光公社が売却を推進してはならない」と強調した。

 集会に参加した市民は中文観光団地を行進し、民間売却反対意志を国内外の観光客に知らせた。 この日、済州道議会ウィ・ソンゴン行政自治委員長をはじめキム・ヨンボム、キム・ギョンジン、ヒョン・ジョンファ議員らは汎市民運動本部関係者たちと共に観光公社済州支社を訪問してキム・ウンサン支社長に中文団地売却反対のための公開質問書を伝達した。

 中文観光団地の売却対象は18ホール規模ぼ中文ゴルフ場95万4767㎡と観光センター、野外公演会場、商店街、未分譲土地10万6708㎡など計1510億ウォン規模だ。

 観光公社は引き受け意向書を提出したイーランドグループとソヒ建設に対して実態調査を終え、来る20日頃に価格入札を行う方針だ。

文・写真 ホ・ホジュン記者

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/537429.html 訳J.S