本文に移動

"朴槿恵一派 独裁" …非朴3人衆‘競選 不参加’背水の陣

原文入力:2012/06/08 22:52(1695字)

←セヌリ党チョン・モンジュン議員側アン・ヒョテ(右)議員とキム・ムンス道知事側キム・ヨンテ議員が8日午前ソウル、汝矣島(ヨイド)国会政論館で記者会見をしている。 彼らは記者会見でセヌリ党競選ルールと関連して非朴走者3人とファン・ウヨ代表の面談を要請し「議員研鑽会をボイコットする」と宣言した。 ニューシス

"競選委スタート前に国民参加競選決定が先だ" 共同行動 決議
チョン・モンジュン、イ・ジェオなど研鑽会不参加…ファン・ウヨ‘日程通り’再確認

チョン・モンジュン、イ・ジェオ議員とキム・ムンス京畿(キョンギ)知事などセヌリ党の‘非朴’大統領候補3人衆が‘親朴一色’になった党指導部に向かって国民参加競選(オープンプライマリ)を要求して競選不参加という‘瀬戸際戦術’で圧迫し始めた。 1段階として8~9日忠南(チュンナム)、天安(チョナン)で開かれた議員研鑽会を‘ボイコット’した。

 ‘非朴’走者3人衆は8日午前それぞれ代理人名義の共同声明を出し「セヌリ党が一方的で閉鎖的に運営されている現実に対して深刻に憂慮する」として 「候補者の意見を取りまとめ合意を通じた競選規則を先に確定した後に競選管理委員会をスタートさせることを要求する」と明らかにした。 ‘非朴’系のキム・ヨンテ(キム・ムンス側),アン・ヒョテ(チョン・モンジュン側)議員は記者会見を行い「昨今の党運営方式は1派独裁」として「ひとりを念頭に置いた競選方式は受け入れられない」と話した。 朴槿恵前非常対策委員長を正面から狙ったものだ。 イ・ジェオ議員はラジオ放送に出演し「(このまま行けば政権再創出が)難しいと見る」と話した。 チョン・モンジュン議員はツイッターに「言わずと知れたシナリオで興行するとは全く…」という文を載せて、朴前委員長が党候補に決定される可能性が高い現状況を皮肉った。

 非朴陣営がいっせいに攻勢に出た理由はその間要求してきた国民参加競選実施と競選準備委員会の構成が競選管理委員会スタートの決定で事実上失敗に終わったためだ。

 非朴候補らは党内候補競選不参加まで考慮中だと知らされた。ある候補側の関係者は「競選を既存方式どおりに行えば世論調査を除いて残りは全て動員だ。 議員の90%、党協委員長の90%が親朴なのでどっちみち」として「朴槿恵前委員長一人でやれと言え」と話した。 それでも離党や不出馬までを念頭に置いた様子はない。 競選不参加の後には非朴3者だけで行う国民参加型予備選挙も議論されている。

 しかし親朴側は不動の姿勢だ。 ファン・ウヨ代表はこの日忠南、天安の知識経済公務員教育院で開かれた議員研鑽会で「その時(11日)までに競選管理委がスタートしてこそ8月21日までに大統領候補を選出できる」として「競選管理委をスタートさせた後に非朴走者が要求することも聞くつもり」として日程通りに推進する意向を明確にした。 ある親朴核心は「大統領選挙に出るという方が競選規則を問題視して簡単に放棄を云々するのは国民にとっては残念なこと」と話した。

 ファン・ウヨ代表はひとまず最高委員の意見を集約した後、研鑽会期間を含めて週末に各大統領候補に直接会って説得すると発表された。 党指導部は競選規則を定めるための機構を競選管理委員会の下に小委員会の形態で置くなり、最高委員会の下に‘タスクフォース’(TF)形態で置く方案も検討中だと伝えられた。

 セヌリ党はこの日から二日間、天安で議員研鑽会を開き、国会刷新方案などを議論した。 研鑽会にはチョン・モンジュン、イ・ジェオ議員と、記者会見を行ったキム・ヨンテ、アン・ヒョテ議員など一部の非朴系議員が党指導部に対する抗議の意思表示のために参加しなかった。 天安/キム・ウェヒョン記者 oscar@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/536847.html 訳J.S