原文入力:2012/05/31 08:29(1038字)
ハンギョレ インタビューで明かす
ユ・シミン前統合進歩党共同代表は30日「(比例代表競選候補中)一人を除いてすべての人々がみな不正を犯した」と話した。 ユ前代表は<ハンギョレ>インタビューで「後から見ると同じパターンで、すべての候補が(きちんとした)選挙管理がなされない中で各自同じように不正を犯した」としてこのように明らかにした。 これは比例代表競選過程で広範囲な不正があったということを認めず、比例代表候補辞退を拒否しているイ・ソクキ、キム・ジェヨン議員など党権派の主張に正面から反論すものだ。
ユ前代表はまた「オンライン競選で(オンライン)選挙管理業者と特定候補が一体であったという疑惑は相当部分が事実だったようだ。 (党権派による)官権選挙がなされた」と話し、競選の85%を占めるオンライン選挙戦でも党権派の不正があったと話した。 彼は 「党権派が選挙を管理したのですべての情報を握っていた」として「システムに接近できるIDとパスワードを(党権派党役員)3人に与えたというが、もっと多くやったかも分らない。 それ自体が構造的な不正」と話した。 ユ前代表は「現場にアイパッドを持って行き公開投票をしたケースもあった」と付け加えた。
彼は比例代表選挙戦に先立ち進行された党内地方区競選と関連しても 「特定政派が地域選管委を掌握し、党員名簿を勝手に変えて、党員たちが群れを成して転々とし自分側の候補を当選させる反則があった」と話した。
ユ前代表は検察調査が進行されれば結局は選挙人名簿操作と代理投票などが明らかになると予想した。 彼は同じIPで50人がオンライン投票をした事例を例に挙げて「その時間帯に投票した党員たちの通話記録を見ればいくつかの電話番号が集中的に浮上する」として 「その電話を受けて投票したこと」と説明した。 彼は「検察・警察や選管委が調査するならば重複IPの不正は半日で100%全て出てくるだろう。 それなのに何の事実関係をさらに確認しろと言うのか」として党の調査が不十分だったという党権派の主張に反論した。
ソク・ジンファン、チョ・ヘジョン記者 soulfat@hani.co.kr
原文: 訳J.S