記事登録:2012/05/22 08:18(777字)
←KBS労組のストライキ
“KBSニュース オンブズマン”委員6人が全員辞任した。
21日KBS新労組は「去る4月29日の『KBSの総選挙報道は最小限の均衡感覚も喪失してしまった』という切々たる訴えが、結局KBSニュース オンブズマンの最終回になってしまった。 そして一ヶ月も経たずにオンブズマン教授たち全員が辞任した」と知らせた。
委員たちは「みじめだ。 KBSがコミュニケーション学の教授とも疎通が成り立たないという現実、言論学を教える教授にも言路を開くことができないという事実が悲しい」と嘆いた。
新労組によれば、19日、“KBSニュース オンブズマン”委員6人は「初め志向した目標にただの一歩も近づけなかったという自己恥辱感と、オンブズマンの役割の効率的実行を阻むKBSの構造的限界にみじめさを感じる」との意をKBS側に伝えた。
KBSは「突然一方的に辞任の意思を明らかにされ、当惑しており残念だ」として「今回の事態は製作システムを巡る委員たちと製作陣の間の見解の違いと疎通不足から生じたものと判断している。 早く改善方案を考えるつもりだ」と明らかにした。
また「早急に新しい委員を選任してKBSニュース オンブズマンが問題なく放送されるように最善を尽くす」と伝えた。
一方“KBSニュース オンブズマン”は、昨年10月からニュースの質的向上と公正性向上のために言論関連の3つの学会の推薦を受けた委員6人で構成され、製作、放送されてきたもの。
ニューシス
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/media/534005.html 訳A.K