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ユネスコも認めた‘全州(チョンジュ)の味’

原文入力:2012/05/15 21:19(792字)

国内初の「美食の都(CityofGastronomy)」選定
中国、成都などに続き、四番目

 ‘味の故郷’全北(チョンブク)全州市(チョンジュシ)が国内で初めて‘ユネスコ創造都市 美食の都’に加わった。

 全州市はユネスコ(国際連合教育科学文化機構)創造都市ネットワーク、食文化分野に関する審査を申請した結果、加入の最終承認を受けたと15日明らかにした。

 今回のユネスコ食文化分野創造都市への加入は国内では初めてだ。世界的にはコロンビアのポパヤン(2005年),中国の成都(2010年),スウェーデンのエストルスンド(2010年)に続き、全州市が4番目だ。 これに伴い、全州市は都市広報にユネスコ ロゴを公式に使えるようになり、全州市の文化資源などがユネスコ ウェブサイトに掲載されることになる。 ソン・ハジン全州市長は「今後、全州韓国料理と多様な伝統文化を接続させて全州を世界に知らせる」と語った。

 全州市は昔から伝えられてきた創意的で多様な調理法を土台に、味の故郷という強みを生かして2008年からユネスコ美食の都分野 創造都市ネットワーク加入を推進してきた。 今回ユネスコ文学分野都市に英国のノリッチ、デザイン分野都市に中国の北京もそれぞれ選ばれた。

 ユネスコ創意都市7分野(文学、映画、音楽、工芸・民俗芸術、デザイン、メディア芸術、食文化)の中で、国内ではソウル(デザイン)と利川(イチョン)(民俗工芸)が2010年7月に選ばれた。 今回の選定でユネスコ創造都市は現在19ヶ国、34都市に増えた。 パク・イムグン記者 pik007@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/533026.html 訳J.S