原文入力:2012/04/12 02:53(1482字)
←12日0時を越した時刻まで血のにじむ戦いを行ったシム・サンジョン候補が勝利しキャンプで歓呼している。 写真ニューシス
シム・サンジョン、ソン・ポムギュに辛勝…
ユ・イルホ、チョン・ジョンベの追撃かわす
ソウル京畿 超接戦地域 深夜まで‘二転三転’
4・11総選挙を通してソウル・首都圏の一部地域では与野党候補らがそれこそ血のにじむような接戦を行った。
ソウル恩平(ウンピョン)乙ではイ・ジェオ セヌリ党候補とチョン・ホソン統合進歩党候補が1分ごとに先頭が変わる超接戦を行った。 当初、世論調査上ではイ候補がチョン候補を大きく締め出すと予想されていたが、出口調査の結果では反対にチョン候補が3.5%ほど上回ると調査された。 この地域は‘王の男’の対決と呼ばれ関心を集めた。 イ候補は李明博大統領の最側近であり特任長官を務めたし、チョン候補は盧武鉉前大統領時期に大統領府報道官を務めた。 両候補は4大河川と韓-米自由貿易協定(FTA)等ほとんどすべての事案で反対の立場に立った。 イ候補は12日翌1時20分頃、1459票差でチョン候補を破り当選した。
ソウル、西大門(ソデムン)乙のチョン・ドゥオン セヌリ党候補とキム・ヨンホ民主統合党候補が一寸も譲らない競争を続けた。チョン候補は当初の出口調査ではキム候補に遅れを取り2位が占われたが開票が進行されると猛追撃を始め、深夜12時頃に625票差で最終逆転した。 陽川(ヤンチョン)では甲・乙二つの地域共に超接戦が続いた。 ウォン・ヒリョン セヌリ党議員の地方区である陽川甲では深夜12時までチャ・ヨン民主統合党候補がセヌリ党のキル・ジョンウ候補に結局1000余票差で競り勝った。 陽川乙でもかつて地方区を競ったキム・ヨンテ セヌリ党候補とイ・ヨンソン民主統合党候補が僅かな優位を維持して最後まで予測できない接戦を繰り広げた。
銅雀乙もセヌリ党の大統領選挙走者の1人と評価されるチョン・モンジュン候補がイ・ケアン民主統合党候補をむかえて夜10時頃まで苦戦をまぬがれなかった。 チョン候補は選挙前の各種世論調査で圧倒的にイ候補に先んじたが、実際に開票が始まるや先頭を渡して苦戦した。 一時はイ候補が当選するのではないかという話が出たが、チョン候補は以後に票差を広げて夜11時頃に事実上当選を確定した。 江南(カンナム)ベルトに分類されるソウル松坡(ソンパ)乙では唯一この地域で再公認を受けたユ・イルホ セヌリ党候補がチョン・ジョンベ民主統合党候補に出口調査では0.9%差で後れを取ったが、夜遅くかろうじてチョン候補の追撃を締め出し当選した。
京畿(キョンギ)地域ではセヌリ党ソン・ポムギュ候補とシム・サンジョン統合進歩党候補が深夜12時まできっ抗した戦いを繰り広げた。 両候補は互いに二転三転し数百票差の逆転、再逆転を続けたが結局170票差でシム候補が笑った。 釜山鎮甲ではナ・ソンニン セヌリ党候補とキム・ヨンチュン民主統合党候補が深夜12時まで数十票から数百票差で二転三転する大混戦を繰り広げた。 両候補はこの日30分から1時間単位で首位が変えたが結局ナ候補の勝利で終わった。
ソン・ヨンチョル記者 sychee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/527995.html 訳J.S