原文入力:2012/04/09 21:28(1013字)
水原(スウォン)拉致・殺人事件 不良捜査波紋
チョ・ヒョノ警察庁長との面談で怒り噴出
関連者 罷免・拘束捜査も要求
京畿道(キョンギド)、水原(スウォン)で拉致・殺害された20代女性の遺族はチョ・ヒョノ警察庁長官が責任を負って辞退を発表した後にも怒りをしずめられずにいる。 9日午前11時ソウル、西大門区(ソデムング)警察庁舍を抗議訪問した遺族15人はチョ庁長に会い 「責任者罷免など懲戒を確実にしなさい」として声を高めた。 チョ庁長は 「責任ある人が10人でもそれ以上でも刑事責任を問うなど措置する」として何度も頭を下げた。
遺族たちは「事件対処をきちんとできなかったという警察官10人余りの名簿を出しなさい」として「直ちに罷免して拘束捜査しなさい」と要求した。
遺族たちは警察監察過程に自分たちも参加できるようにすることも要請した。 被害女性K(28)氏の叔父(50)は 「玉ネギの皮をむくように別の話が出てきているが、警察組織が警察を監察することも信じられない」として「遺族が参加して事件概要などを総合的に監察する過程に参加したい」と話した。
7分を超えて携帯電話が連結されていたのに、警察が遺族たちに119に位置追跡を直接要請したことにも遺族たちは強く抗議した。 遺族たちは「7分以上の間、我が国警察の112システムがどの場所かを正確に特定できないのか」として「警察に携帯電話位置追跡を要求すると、119センターに直接行ってしなさいと言われた」と警察の消極的対応に怒った。 拉致されてから3時間程度後にK氏の携帯電話に数十回かけたが信号が切れていることを確認して、警察に位置追跡を要求したが黙殺されたということだ。
遺族は警察が捜索活動を怠って結局K氏が命を失うことになったとし、悔しさを爆発させた。 遺族たちは 「被害者の姉が2日明け方に犯行現場の近隣まで行ったが、捜索に出たという刑事2人がワゴン車の中で居眠りしていた」 と主張した。 遺族たちは被害者と112申告センターの7分36秒に及ぶ通話記録内容も公開することを要求した。
ユ・ソンヒ記者 duck@hani.co.kr
原文: 訳J.S