原文入力:2012/04/08 22:35(1474字)
←ハ・テギョン候補
インターネットに書いた文 論難…"祖国を日本だと信じていた"
ハ候補 "親日派、過度な拡大解釈はできないという意"
学生運動圏の出身であるハ・テギョン(44)セヌリ党候補(釜山、海雲台・機張郡乙)が「生きている老人の99%以上が親日行為をした」という文を書いていたことが分かり論難が起きている。
ハ候補が2004年8月25日にあるインターネット掲示板に書いた‘親日清算キャンペーンはハンナラ党(現セヌリ党)にとって有利なようだ’という文は、そこで‘親日’論難に火をつけた。ハ候補はこの文のコメントで「私が見るには(現在)生きている老人たちの99%以上が親日(行為)をした人々」とし「乙巳条約以後、日帝がほとんど50年間続いたが、そこで生き残るためには親日(行為を)せずに無事に済んだだろうか」と書いた。 彼は自身が言うところの‘親日’の概念が 「日帝末期に韓半島に暮らす民衆の大多数は、自分の国家が日本だと信じたということ」と明らかにした。 この文は他の掲示板にも一緒に上がったが、今は一部だけが残っており、上のコメントは削除された状態だ。
ハ候補は4年後の2008年5月、極右指向のインターネットメディアに書いたコラムでも「日帝治下の朝鮮社会はそれ以前の李氏王朝の朝鮮時代に比べて経済成長、治安、教育などで大きな進歩があった」として「時間の経過と共に中国の朝鮮族のように自分の民族は朝鮮人だが、祖国は日本大帝国だと考える人々が増えただろう」と書いた。
チョン・ウンヒョン<真実の道>編集局長(前親日反民族行為真相究明委事務局長)は8日<ハンギョレ>との通話で「日帝時に生きた皆が親日派だったというのは、皆が親日派ではなかったと言うことと変わらない」として「これは相当な職位に上がったり団体活動により日帝の統治を積極的に受け入れた本物の親日派を隠そうとする、彼らのための弁解に過ぎない」と指摘した。 チョン局長は「日帝末期にも独立活動家の抗日闘争は続いたではないか」として 「ニューライトの歪曲された歴史認識がそのまま反映されたもの」と話した。
ハ候補はこの他にも2005年ソウル大学校自然大同窓カフェに上げた文で「独島(ドクト)が紛争地域なのか、そうでないのか、国際的に公認されたかを確認すれば良いとても簡単な問題」として「すなわち米国、中国、ヨーロッパの国々がその領土を認めないならば、ひとまず現実的な紛争地域とみるべきだ」と主張したことが最近知らされ論難になった経緯がある。
ハ候補は‘生きている老人の99%は親日をした’という発言について「そのような表現を書いたことは覚えていない」として「ただし私の主張の要旨は、必ず歴史に記録されなければならない親日派と、そうではない当時の人々は区分しなければならないということ」と話した。 ハ候補は「選挙時期がくれば‘親日派子孫’と言って魔女狩りをするが、親日派の意味を過度に拡大解釈してはならないという意味」と話した。 また、彼は「今議論になっている文等はカフェなど私的で閉鎖された空間で気楽に書いた文であり、公開された放送や論文を通じて主張したこととは次元が違う」と話した。 キム・ウェヒョン記者 oscar@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/527276.html 訳J.S