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ムン・ジョンヒョン神父、高さ5mの防波堤から墜落…重傷

原文入力:2012/04/06 17:37(1105字)

←ムン・ジョンヒョン神父が6日午後1時15分、江汀入り江西防波堤の上で海上警察と小競り合いになり高さ約5mのテトラボッドの間に墜落し重傷を負い病院に搬送された。 写真提供 江汀マウル会

 事故現場に一緒にいたキム・ソンファン神父は6日 「天主教祈祷儀式をしている間、クロムビ岩側に行こうとする活動家を制止する海上警察と神父の間に摩擦が起きた」として 「その過程で神父が落ちられた」と事故過程を説明した。 6日は天主教ではイエス様が亡くなった聖金曜日にあたり天主教正義具現司祭団神父および江汀マウル平和活動家25人は‘十字架の道’という祈祷儀式を行っていた。

 江汀マウル平和活動家パク・チョルスン氏は「神父が海洋警察1人との摩擦過程で海洋警察官の手を握っていたが、海洋警察官が神父の手を離し、神父は下に落ちられた」 として 「墜落事故があった後、海上警察は墜落した神父を見ようともせずに急いで現場を離れた」と話した。パク氏は「活動家が走って行き抗議をしても海上警察は反対に‘からだに手を触れるな’と荒々しく言いながら現場を去った」と話した。

 海上警察関係者は「海上警察は神父のからだに全く手を触れていないし神父が海上警察を押し退けて自ら重心を失い落ちられた」と事故経緯を説明した。 海上警察が救助しようともせず現場を離れたという批判に対して、海上警察関係者は「神父が落ちられた側に行ってみようとしたが活動家が‘お前たちが何でそちら側にくるか’と阻み立って行くことができなかった」として 「代わりに119に直ちに申告し、近所で待機した」と明らかにした。

 ムン・ジョンヒョン神父が墜落したところは防波堤のテトラポッドがいくつか重なっている幅の狭いところなので119救助隊員が到着した後にも救助が困難だったと伝えられた。 ツイッターなどではムン神父を心配するメンションが続いた。

 キム・キュハン氏は「ムン・ジョンヒョン神父が助かるように切実に祈る。 そして‘ムン・ジョンヒョン神父様を尊敬する’と話す多くの人々が、混乱の選挙終盤の中でその方の政治的見解を一回再確認することを願う」と祈った。 イ・ジョンヒ統合進歩党代表もムン神父の墜落の便りをリツィットして「神父様神父様」と心配する心を伝えた。

パク・スジン記者 jin21@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/527105.html 訳J.S