原文入力:2012.03.30 16:19(1007字)
KBS新労組がインターネット放送<リセット(Reset)KBS ニュース9>を通じて国務総理室民間人不法査察文書を暴露する中、会社側が労組員を懲戒委に回付したことが確認された。
ストライキ中である新労組側は30日、ソウル永登浦区(ヨンドンポク)ヨイ洞の労組事務室で記者会見を行ない、「新労組組合員のうち、リセットニュースチームの11人とKBSリセット遠征隊所属の報道局記者2人の計13人が懲戒委に回付された」と明らかにした。
新労組が連日総理室の無差別査察文書を暴露しイ・ミョンバク大統領の親戚の不正問題などを集中報道し始めるや、会社側が強硬対応に出たのだ。
彼らはまた、自分たちが'ユーチューブ(YouTube)'にあげたニュース映像や社内掲示板にリンクした掲示物を会社側が削除してきていると主張した。
新労組側は「会社側は私たちがニュースを製作する時どんな会社の資材を使ったのかまで監視していて、これに対する警告、脅迫性の公文書も送ってくる」と明らかにした。
これとともに新労組側はこの日公開した総理室の不法査察文書と関連して、「国家が権力を維持するためにどのように情報を収集し個人を査察するのかを知り、背筋が寒くなる思いだった」と語った。
次いで「文書中に公職者などに対する個人情報が含まれていて(どのように文書内容を公開するか) 論議中」として「論議が終われば追加取材をした上で文書を追加公開する計画だ」と伝えた。
この文書を入手した経緯などについては、「検察捜査方式などに焦点を合わせて流れを見た」として「その中でファクトと糸口を見つけ、証拠閲覧謄写申請をして資料を確保した」と説明した。
新労組は国務総理室公職倫理支援官室点検1チームが去る2008年から2010年までの3年間に作成した不法査察文書2619件を入手し、この日一部を公開したもの。
資料には総理室が公職者、言論人、民間人の別なく無差別に査察してきた内容が含まれている。
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原文: 訳A.K