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高麗(コリョ)大‘非正規職除外’闘争案 論難 拡散

原文入力:2012/03/19 21:09(1098字)

←高麗大学の学生たちが19日午後ソウル、城北区(ソンブクク)、安岩洞(アナムドン)の高麗大 学生会館前で処遇改善を要求して座り込み中の講師労組と清掃労働者を支持する記者会見をしている。 キム・ミョンジン記者 littleprince@hani.co.kr

一部学生たちの反発で記者会見
臨時大会を開き再論議へ

 去る11日に開かれた高麗大臨時全体学生代表者会議(全学大会)で学生代表が今年一年間、学校と財団を相手に要求する‘教育闘争案’から‘時間講師・清掃労働者闘争支持’項目を除いたことに対し論難が校内で広がっている。

 高麗大単科大代表たちで構成された中央運営委員会(中運委)は去る18日に会議を開き、来る25日に教育闘争案再議論のための臨時全学大会を開くことを決めた。パク・ジョンチャン高麗大総学生会長は「前回の全学大会決定に対して学内に反発世論がある」として「削除項目を再び教育闘争案に含ませる問題を全学大会で議論しようということ」と説明した。 しかし、中運委会議で一部単科大代表が全学大会の開催に反対したことが分かり、教育闘争案を巡り学生たちの間に賛否論争が続くものと見られる。

 全学大会当時‘時間講師・清掃労働者闘争支持’項目の削除に反対した高麗大政経大・文科大学生会長をはじめとする学生30人余りは19日ソウル、城北区、安岩キャンパスの学生会館前で記者会見を行い、時間講師と清掃労働者闘争を支持すると明らかにした。この席には本館前でテント座り込み中のキム・ヨンゴン全国大学講師労働組合高麗大分会長と清掃労働者が共にした。 これらの学生たちは記者会見文を通じて「今まで連帯を通じてお互いの権利を共に要求してきた清掃労働者・時間講師・学生たちは全学大会決定に強く失望している」として「去る2009年には全体学生の半分ほどが清掃労働者支持署名をしたことに照らして今回の全学大会決定は学友の全般的な意志を十分に代表できない」と批判した。チョ・ミョンア文科大学生会長は「快適な環境で勉強できるようにする美化労働者の権利は学生たちの権利であり、講師処遇改善問題は私たちの教育権と相反しない」として「25日に開かれる全学大会で削除された項目が再び教育闘争案に入るようにする」と話した。

パク・ヒョンジョン記者 saram@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/524231.html 訳J.S