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朴槿恵・ソン・スジョ 車両遊説‘選挙法違反’論難

原文入力:2012/03/16 23:03(1001字)

←朴槿恵セヌリ党非常対策委員長(左)が去る13日、4・11総選挙釜山沙上地方区で出馬したソン・スジョ候補とともに車に乗って移動しながら市民に手を振って挨拶している。 釜山/ニューシス

‘車両利用禁止’選挙規定 違反
ソン候補、口頭警告に続き2回目

 釜山沙上地方区に出馬したソン・スジョ セヌリ党候補が選挙法違反論難に包まれた。

 去る13日、朴槿恵セヌリ党非常対策委員長の支援訪問当時、朴委員長とソン候補は一緒に移動のために黒い車に乗ったことがあった。 二人が車両のサンルーフの外に出てきて支持者に手を振っていると見える写真は一部言論を通じて報道された。

 問題は公職選挙法上、車両に乗って選挙運動を行ってはならないという点だ。 公職選挙法は演説・対談の場所で車に乗ったり、車両に選挙の張り紙などを付けることを除いては「何人も自動車を使って選挙運動をすることはできない」(91条)と規定している。違反すれば「2年以下の懲役または400万ウォン以下の罰金」(255条)の重い刑罰が加えられうる。

 16日夕方このような内容が一部言論を通じて報道され、ツイッターなどインターネットでは非難世論が沸き立った。 民主統合党も声明を出して「選管委はソン候補と朴槿恵委員長の選挙法違反をきちんと調査することを要求する」と明らかにした。

 選管委は当時の状況が選挙運動とは見られない状況であり問題にはならないという立場だ。 最初から車両‘パレード’が予定されたのではなかったし、車両が掛法洞(クェボプドン)のソン候補事務室から徳浦(トクポ)市場へ向かう間に支持者が車を取り囲み朴委員長とソン候補を連呼する状況であったということだ。 結局、車が動けない状況で2人が答礼のために身を乗り出して手を振っただけという説明だ。

 ソン候補はすでに先月の小正月の時のどんど焼き行事でボランティアメンバーらと‘ソン・スジョ ファイティング’等のスローガンを叫んで選挙遊説活動を行い選管委から口頭警告を受けた経緯がある。

キム・ウェヒョン記者 oscar@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/523941.html 訳J.S