原文入力:2012/03/16 08:18(1054字)
検察、 "大統領府秘書官が証拠隠滅を指示" チャン・ジンス暴露12日ぶりに検察が国務総理室傘下の公職倫理支援官室による民間人査察事件をまもなく再捜査することを決めた。支援官室ハードディスクを永久削除した容疑で起訴されたチャン・ジンス前主務官が‘大統領府雇用労使秘書官室(秘書官 イ・ヨンホ)の指示を受けて事務室のハードディスクを削除した’と暴露して12日ぶりだ。
検察関係者は15日「チャン前主務官の主張の中の新たな陳述が再捜査をするに値する証拠だと判断し、(検察総長など)首脳部が再捜査をすることを決めた」として「捜査チームの形態等について議論しているが、再捜査はソウル中央地検が行うことになるだろう」と話した。 検察はまもなく捜査チームを構成して以前の事件記録を持って検討する一方、核心関連者を出国禁止するなど本格的な捜査に入る計画だ。 これに伴い、民間人査察の‘上層部ライン’等、この事件の全貌を明らかに出来るかに関心が集中している。
これに先立ち検察は2010年支援官室の民間人不法査察疑惑を捜査した後、イ・インギュ支援官などの意欲過剰がもたらした犯罪と規定し捜査を終えて‘不良捜査’論難を招いた。 特に検察は支援官室が事務室コンピュータのハードディスクを永久削除するなど組織的な証拠隠滅を犯して、当時ハードディスク永久削除を実行したチャン前主務官にチェ・ジョンソク大統領府雇用労使秘書官室行政官が連絡用‘不法携帯電話’を渡した事実まで確認していながらチェ行政官をソウル市内ホテルで簡単に調査した後に無嫌疑と結論を出した。 また、チェ行政官の上司で強い疑惑の対象だったイ・ヨンホ前秘書官も参考人調査を行っただけで無嫌疑処分した。
当時の検察捜査で処罰を受けた人はイ・インギュ支援官とハードディスク永久削除を指示したチン・ギョンナク総括企画課長、これを実行したチャン前主務官だけだった。 そのために民間人査察事件は‘胴はもちろん羽毛も抜けなかった捜査’という批判を受け、国会で不良捜査という指摘を受けたイ・クィナム当時法務部長官は「新たな証拠が発見されればいつでも再捜査をする」と明らかにした経緯がある。
キム・テギュ記者 dokbul@hani.co.kr
原文: 訳J.S