原文入力:2012/03/14 16:38(1649字)
←不法査察と証拠隠滅を実行した国務総理室公職倫理支援官室があるソウル、鍾路区(チョンノグ)の政府中央庁舎、昌成洞(チャンソンドン)別館. ハンギョレ資料写真
民間人査察を暴露 チャン・ジンス前主務官 追加暴露
特殊活動費 一部 雇用労使秘書官室に上納 主張も
"200万ウォン、50万ウォン、30万ウォンの3つの封筒に分けて渡す"
大統領府が民間人不法査察の証拠隠蔽のために自身を懐柔したと暴露したチャン・ジンス前国務総理室公職倫理支援官室主務官が、イ・ヨンホ前大統領府雇用労使秘書官から‘口止め料’として2000万ウォンを渡され返したと追加暴露した。
チャン前主務官は14日ポッドキャスト放送‘イシューはたき男’第51回放送に出演し「2011年8月8日、新吉(シンギル)駅付近でA氏から2000万ウォンを受け取り、最近返した」として「A氏が‘イ・ヨンホ秘書官が用意した’と明らかにした」と話したと<オーマイニュース>が報道した。
チャン前主務官は金を受け取った理由について「2時間にわたって断り続けたが結局受け取ったが、ちょっと誘惑されもして、イ・ヨンホ前秘書官の疑惑を立証したいと考え受け取った」と話した。 <オーマイニュース>はこの金の性格について口止め料の性格が濃厚だと伝えた。 去る12日‘イシューはたき男’を通じて公開した‘チェ・ジョンソク - チャン・ジンス対話録’によればチェ前行政官は「キャッシュ(現金)が欲しいなら私がそれも方法を考える’と懐柔したと出てくる。
チャン前主務官はA氏から2000万ウォンを受け取る前にもチン・ギョンナク前企画総括課長からも同じ金額の提案を受けたが拒否したと明らかにした。 チャン前主務官が民間人査察証拠隠滅指示疑惑を受けているチン・ギョンナク課長に会ったのは昨年5月中旬ころで証拠隠滅指示疑惑に関連した2審裁判が終わった直後であった。
チャン前主務官は「チェ・ジョンソク前行政官から連絡があり、‘チン・ギョンナク課長がそちらに行くので会ってみなさい’と言った」とし「それでチン課長に鍾路(チョンノ)区庁前で待ち合わせ会ったところ2000万ウォンが入ったビニール封筒一つをくれた」と話した。
チャン前主務官が受け取りを拒否するとチン前課長は「イ・ヨンホ秘書官が苦労して用意したものだから必ず受け取ったほうが良い」と繰り返し金の伝達を試みたということだ。
チャン前主務官は「私は(チン前課長から)申し訳ないという一言を聞きたかった」としつつ「チン前課長は法廷で自分は(証拠隠滅を)指示したことがないと言ったが、私席ではその部分(証拠隠滅指示)から話してくれたらと望んだが最後までその話はしなかった」とがっかりした気持ちを表わした。
また、チャン前主務官は国務総理室公職倫理支援官室特殊活動費の一部を毎月イ・ヨンホ前秘書官など大統領府雇用労使秘書官室に渡していたと主張した。
チャン前主務官は「前任者が業務引継をしながら‘雇用労使秘書官室に行く金がある。 3つの封筒に分けて入れなければならない。 200万ウォン、50万ウォン、30万ウォンに分けて差し上げれば良い’と言った」として「(それで)イ・ヨンホ秘書官200万ウォン、秘書官室局長50万ウォン、チェ・ジョンソク行政官に30万ウォンを渡した」と話した。
彼は「私が2009年7月31日付で発令を受けたので(2009年)8月から2010年6月まで(そのように)金を伝達した」として「これは組織の特殊活動費予算だった」と話した。
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原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/523459.html 訳J.S