原文入力:2012/03/11 22:08(1143字)
←去る10日午後、済州、西帰浦市(ソギポシ)江汀マウルの入り江で水中に飛び込んだ済州海軍基地建設に反対する活動家が海洋警察の制止を受けている。 この日警察が海軍基地工事現場であるクロムビ岩海岸で活動家が入ることを阻むためにカヤックを奪い、活動家は「泳いででも行く」として海に飛び込んだ。 ホ・ホジュン記者
米・英など平和活動家、海軍基地反対運動に参加
ユーチューブに動画を上げ、江汀マウルで支持闘争も
済州海軍基地建設工事で西帰浦市、江汀マウル、クロムビ岩海岸が破壊されているなかで、海軍基地建設反対運動に連帯する国際社会の動きが活発だ。コスタリカにある国連傘下の国際高等教育機構である国連平和大学(ユーピース)教授・学生・職員など26ヶ国出身の45人は韓国政府に済州海軍基地建設中断を促す動画を製作し、去る9日ユーチューブに上げた。 この動画で去る2000年ユネスコ平和教育賞受賞者であるトゥ スウィヒン名誉教授は「全世界人類の大切な自然遺産であり天恵の生態宝庫である済州道を守ってほしい」と促した。動画はこの大学の平和教育修士課程に在学中のムン・アヨン、チョン・セヒョン氏が企画・製作した。
米国平和在郷軍人会所属エリオット アダムス前会長ら3人は来る13日、江汀マウルを訪問して村住民たちの闘争を支持し連帯の意を伝える予定だ。江汀マウルには外国人2人が留まっており、海軍基地反対運動を共にしている。英国の平和・環境活動家であるエンジ ジェルター(61・女)は去る9日の発破作業を阻み、クロムビ岩海岸に入って連行されもした。 昨年6月から江汀マウルで過ごし海軍基地反対闘争を国外に知らせているフランス国籍のベンジャメン モネ(32)は去る7日、カヤックに乗ってクロムビ岩海岸進入を試みもした。
一方、統合進歩党青年比例代表候補であるキム・ジユン氏の‘海賊基地’発言に対する論難が起きるや江汀マウル住民と平和活動家が乗り出し、キム候補に対する攻撃中断を促した。 ムン・ジョンヒョン神父らは10日声明を出して「‘海賊’という表現は軍事基地建設を強行する李明博政府と海軍当局に対する鬱憤混じりの叫びで、この間 江汀マウル住民たちと活動家が使ってきた」として「キム氏を攻撃するのは‘海賊’表現でケチをつけて済州海軍基地建設反対世論を糊塗しようとするもの」と批判した。 済州/ホ・ホジュン記者、パク・ヒョンジョン記者 hojoon@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/523017.html 訳J.S