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キム・ジェホ判事 "ノサモ会員のようだ 虚偽事実をを載せて我慢ならない"

原文入力:2012/03/09 17:12(1999字)

パク・ウンジョン検事陳述書公開

"ノサモ会員のようだ。話にもならない虚偽事実でインターネットに文を載せて、とうてい我慢ならない。"

 ナ・ギョンウォン前セヌリ党議員の夫であるキム・ジェホ ソウル東部地方裁判所部長判事が去る2006年1月、パク・ウンジョン(40・仁川地検富川(プチョン)支庁)検事に電話で請託した内容が9日公開された。

 パク検事が去る5日警察に提出した書面陳述書を見れば、キム判事はインターネットに自身の妻であるナ・ギョンウォン前セヌリ党議員側が告訴したネチズンを「ノサモ会員のようだ」と表現し反感を表わした。 彼は「ナ・ギョンウォン議員が告訴した事件があるが、ノサモ会員のようだ。 …事件をはやく起訴してほしい。 起訴さえすれば、私がここで…」と話したと出ている。

 警察に提出されたパク検事の陳述書のとおりならば、キム判事は該当ネチズンを‘盧武鉉を愛する人々の会’(ノサモ)会員と推定し 「我慢ならない」と強い反感を表現した。 また 「事件をはやく起訴してほしい」と明確に起訴を請託したと出てくる。 キム判事はまた「起訴さえすれば私がここで…」と表現し、検察の起訴後に他の影響力を行使した可能性も伺える。

←パク・ウンジョン検事。ハンギョレ資料写真

 パク検事は「2005年2月頃ソウル西部地方検察庁に赴任し、同年8月頃まで公判部でソウル西部地裁刑事5単独裁判所公判検事として勤め、当時裁判長だったキム・ジェホ判事を知るようになった」と述べた。 同じ地域に勤める先後輩関係でキム判事の電話はパク検事が圧迫と感じることができた部分だ。

 パク検事は自身の出産休暇のために「事件が再配当されるために再配当を受けた後任検事にポスト・イットで事件記録の前表紙にキム・ジェホ判事の要請内容を書き込んだと記憶する」として「キム・ジェホ判事にも出産休暇に行くことになり事件処理ができなくなったので後任検事に内容を伝えたと申し上げた」と書いた。 警察はパク検事の後任だったチェ・ヨンウン(現、大邱(テグ)地検金泉(キムチョン)支庁)検事にも書面質問書を送った状態だ。

 キム判事の起訴請託疑惑を捜査中のソウル地方警察庁はこの日、キム判事に来る15日に出頭するよう通知した。 ソウル地方警察庁関係者は「キム判事が召還に応じなければ被告訴人身分であるため犯罪の疑いが認められる場合、原則的に逮捕令状も申請できる」と話した。 警察はまた、キム判事の‘起訴請託’疑惑を提起し虚偽事実公表と名誉毀損疑惑でナ前議員側に告発されたチュ・ジンウ<時事IN>記者にも出頭を要求した。

デジタルニュース部 digitalnews@hani.co.kr

パク・ウンジョン検事の陳述書全文

仁川(インチョン)地方検察庁パク・ウンジョン検事です。

 私は2005年2月頃ソウル西部地方検察庁に赴任し、同年8月頃まで公判部でソウル西部地裁刑事5単独裁判所公判検事として勤め、当時裁判長だったキム・ジェホ判事を知ることになりました。

 私が公判業務を終えて再び刑事部検事に復帰して勤めている間、2006年1月17日頃ナ・ギョンウォン議員がナ・ギョンウォン議員に対する親日派裁判関連虚偽事実を流布したという内容であるネチズンを情報通信網利用促進および情報保護に関する法律違反罪で告訴した事件を配当されることになりました。

事件を配当された数日後キム・ジェホ判事から電話を受けました。

 電話の内容は「ナ・ギョンウォン議員が告訴した事件があるが、ノサモ会員のようだ。 話にもならない虚偽事実でインターネットに文を載せ、とうてい我慢ならない。 事件をはやく起訴してほしい。 起訴さえすれば私がここで…」という内容でした。

 事件記録を検討した結果、インターネットに飛び交う内容を掲示板のようなところに上げたということで、ひとまず被疑者調査をはやくしなければならないと考え捜査官に被疑者を召還するよう指示しました。

 被疑者が日程が忙しいという理由で召還日程を定めることができず、私が数日後に出産休暇を控えていたので事件は処理できなくなりました。

 事件が再配当されるために再配当を受けた後任検事にポスト・イットで事件記録の前表紙にキム・ジェホ判事の要請内容を書き込んだことと記憶しています。

 そしてキム・ジェホ判事にも私が出産休暇を取ることになり事件処理ができなくなったことと後任検事に内容を伝達したと申し上げました。

2012年3月5日 パク・ウンジョン.

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/522788.html 訳J.S