原文入力:2012/03/07 20:46(1528字)
←民主統合党内外で公認返却の圧迫を受けているイム・ジョンソク事務総長が7日午前、国会で開かれた最高委員会議でハン・ミョンスク代表が発言する間、考えに沈んでいる。 イ・ジョンウ先任記者 woo@hani.co.kr
民主最高委員 "絶体絶命の峠" 決断要求
ムン・ソングン、イ・ヨンドク 会議 あえて不参加…公審委は沈黙
民主統合党が内輪もめに陥っている。 公認が終盤に向かっているなかで7日言論に公開された会議の席上で最高委員が約束でもしたかのようにハン・ミョンスク代表と公認審査委員会(委員長 カン・チョルギュ・以下 公審委)と正面からぶつかった。 ハン代表の終盤の決断を促した形だ。 ムン・ソングン、イ・ヨンドク最高委員は最初から会議に参加しなかった。
パク・ヨンソン最高委員は「公認はいつも騒々しいものだとして覆い隠すには、今回は状況が多少違うとみられる。 公認基準が何かを明確に答えるべきだ」として火ぶたを切った。 パク・チウォン最高委員も「民主党の公認に誤った部分があるならば立て直す、そして国民の前に反省する姿を見せるべきだ。 まあいいじゃないかとして済ますなら総選挙結果に誰が責任を負うか」として責任論を持ち出した。 イ・インヨン最高委員も「民主党の過半数勝利の可能性が絶体絶命の峠に入り込んだ。 公認に対する中間評価が冷たい」と話した。
最高委員のこのような批判はハン代表と公審委が自ら招来した側面が大きい。 政治資金法違反容疑で裁判中のイム・ジョンソク事務総長と不法資金授受容疑で起訴されたイ・ファヨン前議員の公認を早目に確定して公正性論難を呼び起こした。 以後、同様な境遇の他の候補らがいっせいに二人を取り上げて公正性と一貫性を批判する役割を提供したわけだ。 公認に対する批判世論のために党の支持率に赤信号が点るほど状況が悪化したにも関わらず公審委は沈黙で一貫している。
危機という診断は一致しているが最高委員の危機打開策は様々だ。ムン・ソングン最高委員は6日ハン代表とイム総長に相次いで会い、改革公認失踪で危機に陥った民主党を救うにはイム総長が総選挙出馬を取りやめるべきだと要求した。 反面、イ・インヨン最高委員は言論インタビューで「イム総長の真実は私たちが抱いて行かなければならない。 公審委がある人は個人不正次元で排除し、ある人は政治的犠牲となった羊なので救済したという形で権能を持って説明しなければならない」と注文した。 ハン最高委員は「今はイム・ジョンソク総長が候補を返納する状況ではない」として「代わりに事務総長職の辞退は考慮できるだろう」と話した。 パク・チウォン最高委員は記者たちと会い「公認ではすでに何らか状況を変えられるモメンタムを失った。 最後にできるカードは、私たちの党とアイデンティティが合わない人々を一人か二人 切り捨てること」とし「ハン代表に‘政治は時には残忍な決断が必要な時がある’と助言した」 と伝えた。
ハン代表が8日統合進歩党との野党圏連帯を成功させ‘公認トンネル’を通過し総選挙体制に党を整備すれば雰囲気は反転するという期待も党内にはある。 だが、ハン代表の周辺では「イム総長問題は重ね重ね負担になるだろう。 イム総長が自ら決断を下してこそ党も生き、本人も生きる」という話が出ている。 キム・ボヒョプ記者 bhkim@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/522484.html 訳J.S