原文入力:2012/03/05 20:53(1097字)
"業者のカードで数千万ウォン使用"
一ヶ月間に3人 相次ぎ‘困惑’
警務官(警視正に相当)級の高位警察官がある企業家から数千万ウォン台の金品を受け取った容疑で警察の捜査を受けている。 最近拘束されたイ・チョルギュ前京畿(キョンギ)地方警察庁長官と、わいろ授受疑惑に火が付いたまた別の地方警察庁長に続き、一ヶ月間に警察高位幹部3人の不正疑惑が相次ぎ出てきた。
5日、警察庁関係者たちの話を総合すれば、現在国外駐在官として勤めているパク・某(50)警務官が総警時期にある業者から会社の法人カードを提供されて使うなど数千万ウォン台の金品を受け取ったという諜報が入り、警察庁特殊捜査課が捜査に入った。
警察関係者は「数年にわたり数千万ウォン台以上の金品をパク警務官に渡したという業者の陳述が確保され、口座取り引き内訳を調べている」としながら「(金を渡した人は)パク警務官が国外に出て行く前に総警時期から知り合ってつきあった関係であり、この金の代価性の有無を捜査している」と明らかにした。 この関係者は「該当警務官が駐在官派遣(外交官身分)中なので、まず先週に外交通商部に対し送還要請をした状態」として「早ければ今日、明日中に入国すると理解している」と話した。
また別の警察関係者は 「現在確認された金額だけで数千万ウォンであり、口座追跡が完了すれば授受額は(億単位に)増えるかもしれない」としつつ「数年にわたり定期的に小額を受け取り、一度に多額の金を受け取ったこともある」と伝えた。
パク警務官に先立ちイ・チョルギュ前京畿(キョンギ)警察庁長がユ・ドンチョン第一貯蓄銀行会長から数千万ウォンの金品を受け取った容疑で拘束され、Ｃ地方警察庁長官も事件宥和請託と共に数百万ウォンを受け取ったという疑惑で内偵を受けており、警察首脳部が堪え難い境遇に置かれた。
チョ・ヒョノ警察庁長官はこの日記者たちと会った席で「国民の前に顔を上げることができないみじめな心情」としつつ「幹部会議で慎重に処理するよう再度注文した」と話した。 ある総警級幹部は「チョ庁長が就任当初から内部不正の清算を叫んだが、このように幹部級警察官の不正が相次いで出てきて困惑している」とし「家の中の取り締まりもまともにできない警察が捜査権独立を叫んでみても国民が納得できるか」と話した。 ユ・ソンヒ記者
原文: 訳J.S
