原文入力:2012/03/04 21:47(1629字)
選択2012 専門家2次調査 "朴槿恵当選" 倍増
アン・チョルス、ムン・ジェイン 共同2位
"野党圏候補当選" 7人 減る
政治専門家2次調査でも今年、大統領選挙で野党圏候補が当選するだろうという回答が与党候補が当選するだろうという展望より優勢だった。 だが、昨年12月の1次調査時の16対3から、今会は9対6へ格差が大幅に縮小した。朴槿恵セヌリ党非常対策委員長の前面登場とアン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長の‘政治的沈黙’等の状況変化にともなう結果と見える。
4日に終えられた2次調査で全体26人の内 9人が野党圏側候補の大統領選挙勝利を展望した。アン・チョルス院長とムン・ジェイン民主統合党常任顧問がそれぞれ3票ずつを得、誰であっても野党圏単一候補が当選するだろうという回答が3人だった。1次調査ではそれぞれ7票、5票、4票であった。
反面、朴槿恵非常対策委員長の当選を見通した人は6人(セヌリ党候補1人を含む)で、1次調査時の3人より倍に増えた。 依然として野党圏候補が当選するだろうという展望が優勢ではあるが、朴槿恵委員長の当選展望を見通す見解も増えたわけだ。
16人の専門家が1次の時と違った展望を出した点は特に注目に値する。 1次調査当時、朴槿恵非常対策委員長の当選展望を2次の時に撤回した人は1人だったのに反して、アン・チョルス院長側は3人、ムン・ジェイン常任顧問側は2人だった。 反面、1次の時‘分からない’と答えた人の中で4人が朴槿恵非常対策委員長、2人が野党圏単一化候補、1人がアン・チョルス院長、1人がムン・ジェイン常任顧問の当選に手をあげた。
最近のセヌリ党、民主統合党の公認および刷新過程に対する評価などが反映されたと見られる。 1次調査の時にアン・チョルス院長の当選を予測したチョン・ジニョン慶煕(キョンヒ)大教授は「朴槿恵非常対策委員長側は自ら姿勢を低くして地を這う覚悟ができているようだが、野党はそうではない」として「当選の可能性は(野党が)高いのは事実だがハングリー精神が失われているためベッティングは朴槿恵委員長側にしたい」と語った。
アン・チョルス院長の大統領選挙不出馬の可能性も影響を及ぼした。 彼が大統領選挙に出馬するだろうと見る展望が1次時の16人から8人に半減した。 不出馬を展望した人々は10人で、出馬を展望した人より多い。野党圏の大統領候補としてはムン・ジェイン顧問になるだろうという応答が15人、アン・チョルス院長3人、キム・ドゥグァン慶南(キョンナム)知事が1人だった。
専門家たちは与党の大統領候補が事実上 朴槿恵非常対策委員長に固まったという判断の下、野党圏の候補決定過程により大統領選挙結果が揺れ動くと見通した。キム・ウク培材大教授は「野党圏の候補が誰になるかも重要だが、どんな過程を経てなるのかが大変重要で判断を留保する」と話した。 彼は効果的な単一化がない場合には朴槿恵委員長が優勢だと展望した。
総選挙の結果を大統領選挙の展望に連係させる専門家も多かった。 カン・ウォンテク ソウル大教授は「朴槿恵委員長の支持率が停滞しており、全般的にセヌリ党に対する不信が大きく、総選挙の結果で与少野大になれば政局主導権も野党圏へ渡り、野党圏候補の当選可能性も大きくなるだろう」と見通した。 ハム・ソンドク高麗(コリョ)大教授は 「ムン・ジェイン常任顧問が総選挙で当選すれば大統領になる可能性が高く、落ちれば朴槿恵(が当選)」と話した。
イム・インテク記者 imit@hani.co.kr
原文: 訳J.S