原文入力:2012/02/27 22:35(1927字)
←ク・インホ前先進国民連帯事務局長 ハンギョレ資料写真
MBの最大私的組織幹部出身、民主党競選候補に
ク・インホ氏 "MBは暖かいコムドーザー" 称える
ネチズン、民主非難殺到
4・11総選挙公認審査で‘アイデンティティ’を主な基準とすると宣言した民主統合党が、李明博大統領の当選に核心的に寄与した先進国民連帯出身要人を地域競選候補として確定し、荒々しい批判を受けている。
民主統合党は去る24日、2次公認確定者と競選候補を発表し、江原(カンウォン)、鉄原(チョルウォン)・華川(ファチョン)・楊口(ヤング)・麟蹄(インジェ)選挙区でク・インホ(49)前道議員ら3人を競選候補として確定した。 しかしク競選候補の過去の経歴が俎上に上がった。 ク候補は去る2007年大統領選挙当時、李明博大統領の外郭選挙組織であった先進国民連帯の事務局長を引き受けた。 先進国民連帯は現政権の実力者であるパク・ヨンジュン前国務総理室国務次長とキム・デシク前民主平和統一諮問会議事務局長などが設立した李大統領の最大選挙私組織だった。
ク候補は去る大統領選挙後、先進国民連帯事務局長名義で地方紙<江原(カンウォン)日報>に李明博当選者を絶賛する文を載せもした。 ク候補は‘私が見た李明博当選者’という連続寄稿の3番目の寄稿者として出て‘国家経済全般 李明博効果期待’という文を書いた。 彼はこの文で 「選挙後すでに国家経済と生活全般で‘李明博’効果が感知されるようで、ときめくような期待感を持っているといえばあまりに早すぎるだろうか」と述べた。 ク候補は李大統領との個人的エピソードを紹介しながら 「一言一言の話を通じて迫り来ることに対する情熱、最後に国家に奉仕したいという切実な心に同化されて私は手弁当で上京し、いわゆるMBイストを自任した」と明らかにした。
彼は文の最後に「当選者の声は汚れた声ではなく安らかで穏やかな大韓民国の父の声だった」として「李明博当選者、彼は暖かい人間的なコムドーザー」と奉った。
←ツイッターに出回っている民ヌリ統合党のロゴ。民主統合党とセヌリ党のロゴを絶妙に合成した。 出処@2MB_Sasimi
ク候補は先進国民連帯活動の他にも2000年代初期にはセヌリ党(旧ハンナラ党)政策委員会首席副委員長を務め、2010年6・2地方選挙時はセヌリ党江原道党選対委スポークスマンを引き受けるなど政治活動を継続的にハンナラ党でしてきた。
しかしク候補とセヌリ党の縁は良くなかった。 ク候補は去る総選挙の時、セヌリ党公認を申請して脱落した。 去る地方選挙の時も道議員公認を受けられず反発してセヌリ党を離党し、昨年11月に民主党へ党籍を移した。
ツイッターなどには民主統合党に対する失望と非難の文があふれた。ナ・某氏は自身のフェイスブックにク候補が書いた文を連結しておき 「一体どんな方が招聘したのか、このように公開的に‘明飛御天歌’を歌った方を民主党の公認候補に確定するとはすごすぎる。民ヌリ党。 いや民モリ党」と批判した。
有名ツイッター利用者レーンメーカー(@mettayoon)は「ニューライト出身のMB当選1等功臣である先進国民連帯事務局長ク・インホまでを競選候補として受け入れ、ここまでするなら当選可能性さえ高ければカン・ヨンソクやチョン・ヨオクでも戦略公認するのではないか」と話した。
歴史学者であるチョン・ウヨン(@histopian)氏は「民主統合党を越えて‘宇宙統合党’になろうとしているようだが」として「民間医学ではこのような状態を‘肝が腹の外に出てきた’と言うのです」と指摘した。ツイッター利用者@wba****は「民主党、どう考えても間違っている。キム・ジンピョ、ニューライト出身ク・インホなどを公認することは、ケナラ党(セヌリ党)と水面下作業で野合して両党構想で国民を愚弄するもの」と露骨に非難した。
ツイッターなどでは民主統合党とセヌリ党のロゴを合成して作った‘民ヌリ統合党’党旗遊びが人気を呼んでいる。 @seong_m***は民ヌリ統合党党旗を転送しあって「民ヌリ統合党! 私の票はやれないが、統合は積極的に支持する。お前らは熱い胸で会わなければならない」と書いた。
パク・ジョンチャン記者 pjc@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/520949.html 訳J.S