原文入力:2012/02/25 20:27(1585字)
←25日午後、韓米FTA阻止汎国民運動本部が主催する韓米FTA廃棄汎国民大会が開かれた。ソウル、清渓広場で参席者がプラカードを持ちスローガンを叫んでいる。
週末大規模集会 開かれる…野党要人も参加
チョン・ジヨン監督、コン・ジヨン氏 "FTAが総選挙・大統領選挙の勝敗を分ける"
来月15日の韓・米自由貿易協定(FTA)公式発効を控え、ソウル都心で韓・米自由貿易協定(FTA)廃棄を要求する大規模集会が開かれた。
25日午後、ソウル、清渓広場で‘韓米FTA阻止汎国民運動本部’主催で開かれた‘2012国民勝利汎国民大会’に主催側推算3000人余り(警察推算1300人)が集まり、韓・米FTA廃棄をはじめ4大河川復元、KTX民営化阻止などを要求した。
この日の集会には民主統合党など野党要人も参加し、韓・米FTA廃棄をはじめとして近づく総選挙と大統領選挙での政権交替のための野党圏連帯を実現する意志を表した。
チョン・ドンヨン民主統合党常任顧問は「韓・米FTA廃棄は野党圏の連帯なしには不可能だ」として「3月15日FTA発効を阻み、4月11日の総選挙で勝利するために野党圏連帯を成功させる」と話した。
チョン議員はまた「外国為替危機以後、非正規職が860万人に増えた状況で、韓・米FTAで非正規職が永久化される」としつつ「総選挙以後、一番最初に非正規職の使用理由を制限する法を立法する」と語った。
イ・ジョンヒ統合進歩党共同代表も「韓・米FTA廃棄の代わりに再協議を行えば良いという主張があるが、投資家国家訴訟制度と公共部門民営化のような分野で米国が我々の要求に応じるはずがない」として「再協議ではなく廃棄しなければならず、19代議会ができれば韓・米FTA廃棄要求決議案を採択する」と話した。
←韓米FTA阻止汎国民運動本部が主催する韓米FTA廃棄汎国民大会が開かれた25日午後ソウル、清渓(チョンゲ)広場で参席者がパフォーマンスをしている。
映画<折れた矢>のチョン・ジヨン監督と小説家コン・ジヨン氏らもこの日集会に参加した。 去る2006年‘スクリーンクォーター死守映画関係者対策委員会‘の共同執行委員長を務めたチョン監督は「韓国は自国の文化主権を明示したユネスコの文化多様性協約を締結したにも関わらず、韓・米FTA以後にスクリーンクォーターが(年間146日から) 73日に縮小され(文化主権の侵害を受ける)衝突が起きている」とし「韓・米FTA支持と反対が今回の大統領選挙・総選挙の別れ目になるだろう」と話した。
不公正報道に抗議してストライキ中の<文化放送>(MBC)のチョン・ヨンハ労組委員長も「文化放送だけでなく韓国放送(KBS),YTN(YTN)放送が‘政権放送’に変わった。公正放送にならなければ迫り来る総選挙と大統領選挙で公正選挙を行うことはできない。 来月5日、3社合同で公正放送争奪のためのロウソク文化祭を開く計画」と話した。
この日の集会は韓・米FTA廃棄の他にも4大河川復元、朝鮮・中央・東亜総合編成チャンネル阻止、半額授業料実現、済州(チェジュ)海軍基地白紙化、KTX民営化阻止などを主張する各界要人の発言が続いた。
警察はこの日、77中隊5100人余りの警察力を集会場周辺に配置した。 集会を終えた参加者は行進を行うことなく解散し衝突はなかった。 参加者の一部は明洞(ミョンドン)へ場所を移して集会を続けた。 イ・ギョンミ記者 kmlee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/520784.html 訳J.S