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イ・メンヒ 北京‘隠遁生活地’行ってみたら

原文入力:2012/02/15 20:33(1484字)

←イ・メンヒ前第一肥料会長の住居地として知られた順義区の佳浩別荘。警備員が車を遮り、外部の人の出入りを厳格に統制している。 写真パク・ミンヒ記者

"漢方治療を受けゴルフをするなど比較的健康"
高級住宅街でも最も高級な佳浩別荘に居住
私生活侵害されず静かに生活できる単独型

 弟のイ・ゴンヒ 三星(サムスン)電子会長を相手に相続財産引渡し請求訴訟を提起した三星家の長男イ・メンヒ(81)前第一肥料会長は10余年前から北京で目につかない‘隠遁生活’をしてきた。

 北京郊外の高級住宅街である順義地域の大型マンションで秘書らと共に生活し、息子のイ・ジェヒョン会長の会社であるCJチャイナの前職役員が彼の北京生活を世話してきたと北京海外同胞社会の人々は伝えた。 海外同胞社会のある要人は「韓国で暮らすことが楽でなく、かなり以前から北京で生活していて年齢が高いため特別な事業などはしていなかったと理解している。漢方治療を受けゴルフをするなど比較的元気な様子だった」と話した。 別の要人も「北京に根拠地を置いて時々ソウルや東南アジアなどを行き来して過ごしてきたと理解している」と話した。北京の海外同胞らと接触したり姿を現すことは殆どなかったが、北京市内の韓国人がたくさん暮らしている望京や近くの韓国食堂で食事をしたり、順義地域のゴルフ場に時々姿を現していたと北京の海外同胞は話した。

←イ・メンヒ氏がイ・ゴンヒ三星グループ会長を相手に7100億ウォン規模の株式返還訴訟を提起し、住所地として明らかにした中国北京の碧水荘園マンションの38棟19号に入る進入路。北京/マネートゥディ提供

 CJチャイナ職員には緘口令が下されたようにイ・メンヒ会長の北京生活については堅く口を閉ざしていた。 CJチャイナのある関係者は「長年勤めているが一度もお目にかかれなかった」として「今は北京にいらっしゃるのかも分からない」と話した。

 イ・メンヒ前第一肥料会長イ・メンヒ氏が訴状で居住地でとして明らかにした住所は北京市、昌平区、回龍観鎮、碧水荘園38-19号だ。 高級マンション地区であるこちらに韓国記者たちが訪ねて行ったが、警備員は門を固く閉め記者たちを入れなかった。 だが、イ会長の去就について知っている海外同胞社会の人々は、イ会長が実際に居住するところは訴状で明らかにした昌平区の別荘ではなく、北京郊外の順義地域の別荘式住宅だと話した。

 彼の住居地として教えられた順義区の佳浩別荘を15日午後に訪ねたが、警備員は車を遮り外部人の出入りを厳格に統制した。佳浩別荘管理事務所の職員は電話通話で「韓国人が住む所は一戸あり、主人はイ氏姓になっている。 かなり以前からこちらに居住している」と話した。

 佳浩別荘は別荘と高級住宅街、国際学校などが密集したこの地域でも最も高級と知られたところだ。 特に別荘内のすべての住宅がアパート型ではない2~3階建ての単独型で建てられていて、私生活の侵害を受けずに静かに生活できる高級住宅だ。 最も大きな700㎡型は部屋5ヶ、居間2ヶにプールも付いていて、一戸1580万中国元(約28億1500万ウォン)程度で取り引きされている。

北京/パク・ミンヒ特派員 minggu@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/519184.html 訳J.S