原文入力:2012/02/09 22:05(965字)
←キム・ミョンホ(55)前成均館(ソンギュングァン)大数学科教授
キム・ミョンホ前教授 本を出版
‘石弓示威’記録物 含め
映画<折れた矢>の実の主人公であるキム・ミョンホ(55)前成均館大数学科教授が9日<なんなんだ、お前ら判事は!>という本を出した。
‘石弓キム・ミョンホ’出版社の名義で出したこの本で、彼は自身の‘石弓示威’に関する大法院裁判のすべての公文書と法廷記録を中心に自身が主張してきた最高裁の証拠捏造と隠蔽に関し詳細に書いている。
本を見れば、キム前教授は当初、自身の教授地位控訴審訴訟で敗訴判決を下したパク・ホンウ判事の自宅へ石弓を持って訪ねて行った目的をこのように明らかにした。"国民を…愚か者扱いして法律違反の裁判テロを強行していれば殴り殺されるかもしれないということを裁判テロ犯に警告すると共に、パク・ホンウとの裁判過程で明らかになった良心教授生きうめ犯罪行為を公論化し大法院がどれほど腐敗した組織であり、どのようにして国民を欺いてきたかを知らせるためだった。"
彼はまた、被害者は自身であるのに、言論が最高裁と検警の調子に合わせて踊り正反対に報道されたと主張した。 石弓を撃ちパク判事を傷つけたということはパク判事によって捏造されたことであり、傷はパク判事の自傷行為によるものと断定した。その根拠としてパク判事が警察に渡した'折れた矢'が消えたこと、証拠として出したパク判事の上着、ワイシャツ、下着の石弓貫通位置が一致しない事実を挙げた。裁判を担当したキム・ヨンホ判事が血痕鑑定結果を隠し、パク判事の服にできた穴を合わせてみる実験を断ったことは事件の捏造を隠そうとする意図だったということだ。 出版作業を援助したという知人イ・フンシク氏は昨年1月、彼の出獄後に本を準備し、事件関連者の実名を挙論したために出版社が出版を敬遠し、キム教授が直接出版社を作り出版する以外に方法がなかったと語った。
イム・ジョンオブ先任記者 blitz@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/518404.html 訳J.S