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“北、米高速標的機導入…無人攻撃機開発中”

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/517592.html

原文入力:2012.02.05 21:21(933字)

 北朝鮮は最近米国で生産された高速標的機を導入し、無人攻撃機として開発中だと判明した。軍のある消息筋は5日、“北朝鮮が最近シリアと推定される中東の一国家から米国産高速標的機である‘MQM-107D’(ストライカー)を多数導入し、これを土台に無人攻撃機を開発中”と明らかにしたと<聯合ニュース>が報道した。米軍と韓国軍が使う高速標的機であるMQM-107Dは誘導弾(ミサイル)の試験発射時、空中標的に活用されている。全長5.5m、翼長3m、最大速力時速925km、上昇高度は1万2190mに達する。推進機関はジェットエンジンだ。

 北朝鮮は高速標的機に高性能爆弾を装着し数回にわたり無人攻撃機実験を実施したが、まだ完成段階には至っていないと見られると消息筋は伝えた。北朝鮮は無人攻撃機を開発すれば黄海道地域に駐留している4軍団所属各軍部隊に配置し、白翎島・延坪島など西北朝鮮地域の島に駐留している韓国軍部隊を狙うことが推測される。

 また、北朝鮮は中国の無人飛行機D-4を導入し改造した無人飛行機‘パンヒョン-Ⅰ・Ⅱ’を最前方部隊に配置したことが判明した。長さ3.23m、高度3km、最大時速162kmで作戦半径が4kmに達するこの無人飛行機は有事の際20~25㎏の爆薬も装着できることが分かった。この無人機はガソリンエンジンを使い落下傘を広げて地上に着陸する。北朝鮮は去る2010年8月9日、黄海北方境界線(NLL)で海岸砲110余発を発射した後、夕方頃この無人飛行機を飛ばしたことがある。

 無人攻撃機は戦線に近い数十km以内の標的を対象に使われ、誘導弾より少ない費用と低い技術でも簡単に開発することができる。しかし飛行距離や速度などは誘導弾より落ちる。韓国軍は中高度無人航空機(MUAV)をすでに開発しており、現在は無人爆撃機を開発中であることが分かった。

 これに関連し国防部関係者は“昨秋、城南にあるソウル空港で開かれたソウル国際航空宇宙及び防衛産業展示会でも、主要な武器業者が無人機開発を強調していた”として“北朝鮮もこのような世界的な流れを気にかけていると見られる”と話した。

イ・スニョク記者hyuk@hani.co.kr

原文: 訳A.M