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‘クレーン籠城’キム・ジンスク指導委員 懲役1年6月 求刑(ニューシス)

原文入力:2012/01/31 16:33(744字)

キム・ジンスク全国民主労働組合総連盟釜山本部指導委員、来月16日宣告公判

ストライキ中である韓進重工業釜山影島(ヨンド)造船所で309日間にわたりクレーン籠城を行って業務妨害などの容疑で起訴されたキム・ジンスク(51・女)民主労総釜山本部指導委員に懲役1年6月が求刑された。

 釜山地方裁判所刑事4部単独チェ・ホァン判事は31日午前、釜山裁判所353号法廷で開かれた裁判で検察が提出した証拠と公訴事実をキム氏が全て認めたことにより弁論を終結、これに対し検察はキム氏に懲役1年6月を求刑した。

 検察は「被告人の長期籠城で会社業務がマヒし、会社のイメージが失墜した」として「不法行為に対しては当然な責任が伴わなければならず、希望のバスで釜山に大きな混乱を引き起こした」と明らかにした。

 キム氏は「企業の社会的合意と労使間の約束は必ず守られるべきだが、韓進重工業は団体交渉を常に違えてきた」として「約束を破った者から先に処罰しなければならない」と主張した。

 また、キム氏は「希望のバスに対する弾圧が度を越した」として「希望のバスは社会と資本が捨てた労働者を生かそうとするもので整理解雇をこれ以上するなという社会的要求であった」と話した。

 一方キム氏は昨年1月6日から11月10日までの309日間、影島造船所85号クレーンに上がり籠城して業務を妨害した容疑などで不拘束起訴された。キム氏に対する宣告は来月16日午前10時になされる。

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/516834.html 訳J.S