原文入力:2012/01/30 14:54(1954字)
代案メディア‘ニュース打破’報道
"10・26選挙時、数十ヶ所 任意変更…‘やむをえない理由’解明とは異なり"
投票率を下げるため、DDoS攻撃との関連性有無 触覚
←去る27日、ポッドキャスト等を通じて公開された<ニュース打破>は、昨年10.26ソウル市長補欠選の時、ソウル、江北区(カンブック)ボン2洞投票所が1ヶ月余ぶりに第5投票所から第4投票所に変更された事実を明らかにした。 ツイッター利用者@doax編集画面
10・26地方選挙当時、大量投票所変更に対する選挙管理委員会の組織的介入疑惑が提起された中で、選管委が投票所変更理由として提示してきた解明が偽りであることが明らかになるなど波紋が大きくなっている。
ノ・ジョンミョンYTN記者、イ・クンヘン文化放送ディレクターなど解職言論人と1人報道機関メディアモングなどが作る代案メディア<ニュース打破>は去る27日、ユーチューブとポッドキャスト等を通じて公開された初放送で10・26ソウル市長補欠選挙で合理的理由のない大量投票所変更があったと報道した。
ノ・ジョンミョン<ニュース打破>アンカーはこの日の放送で「ソウル市選管委から投票所別変更内訳を確保し、選管委の解明を逐一確認した結果、理解できなかったり又は疑わしい投票所変更が区ごとで数十ケ所に及んだ」として「常識的には納得しがたい投票所変更はニュース打破が確認したところだけで6~7ヶ所」と明らかにした。 ノ・ジョンミョン アンカーは「やむをえない変更と言っていた選管委の解明は嘘だった」と明らかにした。
<ニュース打破>報道によれば、ソウル、江北区(カンブック)、ポン2洞の場合、去る2008年以後から江北文化情報センターが第5投票所として利用されてきたが、去る10・26ソウル市長補欠選挙ではこの投票所と1km以上離れたある子供の家(保育園)に投票所が変更された。ボン2洞住民センター担当公務員は「当時、江北文化情報センター教室で授業があり住民便宜ために変わった」とし、ソウル市選管委も「授業のために賃借不可」と言ったが、取材の結果、選挙当日該当場所では授業がなかったことが確認された。
問題は‘第5投票所’として利用されてきて授業を理由に投票所が変更された江北文化情報センターの文化教室が第4投票所に変更され、10・26ソウル市長補欠選挙でそのまま投票所として使われたという点だ。
その上、当初9月22日に選挙管理委員会が江北文化情報センターに送った公文書には、そこがそのまま‘第5投票所’だったが、選挙直前に‘第4投票所’に投票所が変更され混乱が加重されただけだった。
江北文化情報センター職員も「私たちも今になってみると納得がいきません。 私たちもなぜそのようになったのか分からないのです」として選管委の投票所変更決定に疑問を示した。
この他に蘆原区(ノウォング)、上渓(サンゲ)1洞のS中学校サークル室は選管委公開資料を見れば‘平日授業による賃借不可’という理由で投票所が変更されたが、取材陣による確認の結果、選挙当日該当場所であるサークル室では授業がなかった。 この学校の関係者は 「もともとサークル室であり、授業する所ではない」と証言した。 その上‘授業で賃借不可’という理由だったこの学校のサークル室は他区の投票場所として使われていた。 選管委の‘投票変更’に合理的理由がなく、解明が嘘であることが明らかになったわけだ。
恩平区(ウンピョング)、新寺(シンサ)2洞のある中学校音楽室も‘平日授業による賃借不可’を理由に投票所が変更されたが、この学校の音楽室でもやはり授業はなかったし、他の地方区の投票所として使われていたことが明らかになった。
ノ・ジョンミョン アンカーは「(選挙当日)選管委サイト マヒ事件は事前に投票所が変更されていてこそ成立する犯行であり、実際に投票所の大量変更が事前にあった」と指摘した。 該当取材記者も「投票所の大量変更にどんな見えざる手があったのだろうか。 DDoS事件の背後を明らかにすることに劣らず必ず糾明しなければならない事案」と指摘した。
一方<ニュース打破>は 「投票所の大量変更が任意的な管轄調整によりなされており、地域別政治指向により投票所変更が左右された疑惑を確認した」として第2回のニュース打破を予告した。
デジタルニュース部 digitalnews@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/516615.html 訳J.S